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二年半の軌跡



アンケート設置してまるまる一カ月は経ったけど、上位の方から本当にたくさん投票していただいて、ありがとうございます!ぶっちゃけ一位のCPちゃんで五十票取れたら凄いな、とか勝手に思ってたんだけど、完全に良い方向に予想を裏切られました。これは嬉しい誤算。
二年半前のアンケートだと、一位と二位が完全に同数だったんですね。つまりは銀新と高新が同列一位だったと。なるほど。しかし今回は、ユカリが思った以上に銀新に投票されてて純粋に驚いてる!銀新の伸びが凄い。これは設置したユカリがいちばん驚いてる。
前回アンケートの時にも思った以上に票取れて、そこから結構自分ちの銀新ちゃんを見直して、一昨年以降はちまちまと書く機会も増えたような気がしています。見直しっつっても大したもんじゃなく、原作とアニメをひたすら見返し、読み返してただけなんだけどね!(つまりは趣味を楽しんでいただけなのだが)

でもユカリさんの銀新大好き、って言ってもらえると、ユカリなんてマジ単純なのでね、未だに物凄いやる気になるもん。とても嬉しくて。
『自分がコレ好き!だから今書きたい、すぐ書きたい!』って気持ちもちろんあるし、創作の原動力になるんだけど、やっぱりいちばん参考になるし、これからも参考にしていきたいのは皆様のコメントやご意見なんですね。本当に。定期的にアンケートやってる訳じゃないから、民意を問う機会もなかなかないんだけど、でもこうやってチラッとでも皆様の意見やお気持ちに触れられるととても嬉しくて、ありがたいなあと思います。

ずぅっと前って、何か銀さん書くのも動かすのもすっごい難しくて、もうどうしよう〜って気持ちになってたこともたくさんありましたよね。特にかぶき町四天王篇の頃ですよ(とても具体的な頃合い)。あの時さ、お登勢さんも怪我を負わされて重症化してた事もあり、弱ってた銀さんが言ったじゃん?新八くんに、「俺ァもう何も護れる気がしねえ」って。あれ原作で読んだ時にユカリの頭は真っ白になってしまって、パーンって銃で頭撃ち抜かれたような気がして、気分的にはそこで海に一回身投げしたんで(お前身投げ好きだな)
あれでユカリ、半年は荒れた。いや日常生活ではなく、同人生活のことですがね(局地的)だって新八くんの前でアンタがそれを言うのかよ!?と思ってさ。新八くんはアンタを信じてんのに、ひどいよ、ひどいよ銀さん!好きだけどひどい!と、何度思ったことだろう。私は年甲斐もなく、つってもあの時は24歳とか?だったから無駄に考えた。でも銀さんを嫌いになどなれず。全く……銀新をそのまま封印できたらそこまで悩みもしなかったさ。

でも肝心の銀さんすら己を放り出してる時でさえ、そして読者が揺さぶられてる時でさえ、新八くんは銀さんを諦めてなかったもんね。銀さんの『護』を、いちばん信じてんのは新八くんだよ。今も昔も、新八くんが銀さんのいちばんだ。そして明日も明後日も十年先も、新八くんは銀さんを信じている。
新八くんがいちばん、ほら、いちばん……えっと……要は、新八くんは銀さんを愛してる。よしこっちにしよう(いや書く前に決めておけよ)

今読み返すと、四天王篇は神な長篇だなあって心から思うんですよ。ひとりの男の苦悩と絶望と、仲間に支えられてまた立ち上がる再起の瞬間までを鮮やかに描いた傑作ですもん。でも若いとさ〜、とかく一点にとらわれがちじゃないですか。ユカリもそうだったのですね。すんげー頑なだったわ。今はすっかり山崎よりな年齢に変じているせいか、あの時はああ言う他なかった銀さんの気持ちも分かるような気がするなあ。読み手の年齢によっても銀魂は色々変わるよね。特に長篇は変わるさ。

紅桜なんて、生まれて初めて読んだ時はマジ晋助にひいたもんなあ(実話)。「え……?私、この人(晋助)のこと絶対理解できねえ」って、素で思ったもん。それが何の因果か、今やこんなことに。目も当てられないほどに晋助は愛してしまったけど、最初はマジひいてたんで。
「高杉さん……?あ、ああ、高杉さんね?高杉さん、居るね。あの人でしょ、ほら、銀さんと今は敵対?してるけど……ゴメン、よく分かんない。私、銀さんと新八くんが好きなんで(目を合わさず)」くらいの他人行儀なユカリだったんです。他人行儀過ぎて、あの頃だったらユカリは鬼兵隊にバイトにすら行けたね。今は無理だよね、今は晋助の気配感じたらすぐ身投げしなきゃだめなんで(だから身投げ好きだな)
でもほんとだってば、晋助に限りなくクールな、そんなユカリもかつてはいたんだってば。ほんとだってば、コレほんとなんだってばよ!?(いやもううるせえ)

そんな感じで、攻めさん方に関しては、ユカリ自身の内面の変化と共に色々と考えもモチベーションも変わっていってんですよね。面白いね。でも今の距離感がいちばん好き!己の中の高新とも銀新とも、今がいちばんゆる〜く向き合っているな。いちばんやりたいことばっかりやっている。
でも間違いなく言えるのは、新八くんが居てくれたから、ずぅっと長いこと銀魂読んで笑ってこられたなあと。新八くんが居なきゃこんだけおかしくなってないな。新八くんがいなきゃ、こんな一つ所にずっと留まってらんない。

長かった沈黙期間があるCPもあるし、最初は他人行儀だった攻めが今や愛に等しい存在にまでなったCPもあるし、色んな紆余曲折を経てあるべき所にちゃんと収まったCPもあるし、無駄に千差万別です。常に雑多で卑猥なのがうちのサイトであります。
だからどれが一位になるのか、純粋に楽しみです。ふふ。
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