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ジョーカーに宜しく(高杉家+銀さん)

*高新♀の高杉家妄想、そしてナチュラルに高杉家の子供らや、挙句には銀さんのお子さんまで出てくる妄想の序章*




うちの高杉家のお子さんは四名。長男から蓮助(れんすけ)くん8歳、長女は紫乃(しの)ちゃん4歳、次女は翠(すい)ちゃん2歳、三女は美紅(みく)ちゃん0歳……という兄妹設定が無駄にあります。てか何気に子供多くね?っていう。お前は結構嫁を抱く男だな晋助、って言う(真顔で)。
三姉妹のお名前は、晋助が好きな色から(晋助が)つけてるの。蓮助くんは、晋助とほとんど韻を一緒にしたかったので(晋助が)雰囲気重視&好きな花の名前でつけました。それにしても奥様に命名権はないのですかね、ここの家は全く(八恵ちゃんの人の良さが現れております)
そして、この兄一人に妹三人という構成は、史実の高杉さんを何気に参考にしていたりする。

高新♀部屋にある『夏日の果実の愛し方』を読んでもらえると分かるかと思いますが、この長男の蓮助っつーのが晋助の幼少時にそっくりな、まぁたくっそ生意気なガキでな(やはり真顔で)。父親譲りの黒髪に、父親譲りの翡翠色の双眸、そして父親譲りの剣筋の良さ、動体視力、身体のバネの伸びやかさ、柔軟さ。血筋の良さと本人の努力で、この齢で既に通ってる塾では負け知らずな、つまりはどこからどう見てもくっそ生意気なガキなんですよ。思い切り抱き締めたい(え?)

要は、蓮くんは父母の愛情をたっくさん注いでもらったガキだったと。父からはよく後頭部鷲掴みにされて、机や柱にグシャッとかやられてましたが(父上)、でも母からのツッコミと、愛と、厳しくも優しいツッコミのおかげで(ツッコミ二回言った)、くそ生意気ではありながら、すくすくと育った蓮助くんなのですね。


これは、そんな蓮くんがまだ赤ちゃんの頃のこと。

何か同時期に、銀さんにもガキが発生したら面白くないかなァって思うんですね。晋助んとこのガキと、銀さんとこのガキが偶然にも同い年で。そして晋助と銀さんの子供の頃をなぞるように、ギャーギャーと騒ぎつつ、どっちが勝ったの負けたのと竹刀片手に喧嘩しつつ、成長したら同じ女の子に恋をしたりして、まあ親世代(高杉夫妻や銀さんや桂さんやもっさん)も交えて成長していったら楽しくないかと。
てかユカリが楽しいわそんなん!
ユカリが誰より楽しいよ!

だからまず、銀さんにも子供を作ってみようと思う。まずは赤子が一人入るほどの籠を用意し、その中にはふわふわ銀髪天パの、赤ん坊にしてはやけにふてぶてしい紅い双眸をした赤子を寝かせ、その胸元には「あなたの子供です。私は疲れました」と書かれた置手紙を乗せたものを、万事屋の外付けの階段下においてみましょう。そう、あの勘七郎ちゃん事件の時のように。

それ見つけたら当然銀さんはまた大慌てなんですけど、過去にあった事件を咄嗟に思い出し、

「……いやいやいや、ねーよ?ほら、前にもあったろ?俺の隠し子事件。あの時も何やかんやで結局俺のガキじゃなかったじゃねーか。だからねえって、ないって、あの時はアレしてこうだったから、総合すると俺はちゃんと着けてたんだってェェェェェ!!(ガタガタ)」

などと、結構生々しい思い出を反芻すると共に神楽ちゃんやお登勢さんにグダグダと語ってるんだけど(本当に生々しいってば)、当の神楽ちゃんは銀さんにクリソツな赤子を抱っこしつつ、

神楽ちゃん「ほんとアルか。今度こそコレ、銀ちゃんのガキのような気もするネ」(じー)
お登勢さん「本当だねえ。まったく、懲りない男だよ。種ばら撒くだけばら撒いて、女を放っとくなんて」(ふう)

咥え煙草のお登勢さんと話してるだけなんで、って言うか銀さんが誰にも信用されてねェェェェェ!!(面白いほどに)
しまいにはお妙ちゃんとかさっちゃんとかも来て、凄くナチュラルに赤子をあやし始め、

お妙ちゃん「あらやだ。ほんと銀さんにそっくり。どこでこさえてきたんですか、この子。八恵ちゃんのとこの蓮くんと同じ月齢くらいかしら?」(←蓮くんにはすごくいい叔母さん)(その父にはとても厳しい叔母さん)
さっちゃん「違うわよお妙さん、すっかり赤子慣れしてんじゃないわよ。女はね、子供を産んだ瞬間から女じゃなくなるの。家族としてしか見られなくなるの。分かる?あなたがどこかの隻眼男と作った子供なんて今は及びじゃないの」(眼鏡を押し上げつつ)
お妙ちゃん「(イラァッ)……いや違うわよ猿飛さん、私は子供を産んでないの、私の妹が産んだの。だから赤ちゃんについてあなたより詳しいだけなの。あの男の子供を私が産むとかないわよ、地球が爆破されたってないわ、殺せんせーが生きてたとしてもないわ」
さっちゃん「つまり私なのよね銀さん、この子は私が産んだのよね?さっちゃんと銀さんの愛の結晶なのよね?銀さんが私に産ませた、」(眼鏡を嬉々として押し上げつつ)
お妙ちゃん「とんでもないダブルスタンダードじゃねーかァァァァァァ!!(カッチーン)」

どこまでも話を聞かないさっちゃんに、お妙ちゃんが凄くカチムカしてきた辺りで、
事実をナチュラルに改竄しようとするさっちゃんの眼鏡を、とりあえずスナックお登勢の玄関先から表に放り投げておく銀さん(問答無用で)。

さっちゃん「なっ、何するのよ銀さん!さっちゃんは眼鏡なしじゃ明日も見えないんだぞ?(キュン)」
銀さん「大丈夫だろ、てめーの明日はその辺に転がってるくらいでちょうどいいだろ」
さっちゃん「!?も、もっとしなさいよ、私を痛めつけなさいよ、蔑めばいいじゃない?!もっと私を貶めればいいじゃないィィィィィィ!!(ドキドキ)」(頬を染め)
銀さん「もううっせーよ、今度喋ったらてめーごと表に放り出すぞ」(目もくれず)
さっちゃん「銀さん結婚して早くぅぅぅ!!(ずっきゅうううん)」

さっちゃんが頬を染めてるのを横目に、とりあえずコイツ(赤子)は絶対違ェから、俺のガキじゃねーし、と、決して譲らない銀さん。しかしたぶんお登勢さんも神楽ちゃんもお妙ちゃんも、その辺はどうでもいい(ひどいよ、さすが銀魂女子達だよ)。
代わる代わる赤ちゃんを抱っこしてるくらいには、どうでもいい。

お妙ちゃん「銀さんが最低な事は知ってましたけど、赤ちゃんに罪はないわよね。あらあら、小さいお手手ですね〜。父親の屍を超えて行きなさいね、あなたは(ふふ)」
神楽ちゃん「あ、アネゴ、次抱っこさせて欲しいアル!おおよちよち、ジャンボリックバンナム」
銀さん「や、やめろォォォォォ!!てめーらそいつにナチュラルに馴染み始めんのやめろ!!慈愛持ち始めるとマズイから、てか何?!俺の屍を超えてくって何、むしろ神楽に至ってはマジで俺関係ねえ名前つけてんの何で!?」

この辺で、前回の勘七郎ちゃん事件の時と同じく、赤ん坊を片手で抱いてスナックお登勢を飛び出して行く銀さんなのである。そして一目散に源外さん宅に向かい、とりあえず遺伝子鑑定を受けます(すぐに受けるあたり、やはり何かやましいことがあったのでしょうね)(銀さん)

そして遺伝子鑑定の結果、完全に黒と。99.9%の割合でこの子とお前の血縁関係は立証されたと、そんな判定結果が出たとしましょうか。
そしたら銀さん、
「(やべーよ、マジやべーよ、ついにやっちまったよ、少年ジャンプの主人公が子持ちになっちまったよ、ハンパねーよ、もうビジネスジャンプ行くしかねーよ!あ、あの時のか?あの時のアレが、あの時のおたまじゃくしがどっかの卵と結合した結果がコイツなのかァァァァァァ!!??)」って、電柱にゴンゴンと頭をぶつけてるんですけど、流血しても構わずにゴンゴンやってるんですけど、そんな最中でも、

「……あぶ」

下からね、小さな小さなおててに着流しの裾を引かれて。

「……んだよ。笑いたきゃ笑えよ、いきなり『やあ、君のパパだよ!よろしくね!』とか言えるほど脳内花畑のオヤジにゃなれねーんだよ。てかてめーも哀れなガキだな、ったくよォ。何で俺みてーな奴のとこに来たんだかね」
「……ばぶ?」(ガキの割にふてぶてしい眼差しで)
「あん?やんのかコルァ、てめーの魂の故郷である、おたまじゃくし発生の地である俺をてめーが殺れんのかコルァ」(←オイ親父)
「ばーぶー!(きゃっきゃ)」
「てめーの笑いどころが分かんねェよ」

何故なのかきゃっきゃと屈託なく笑うガキを抱っこし、途方にくれる銀さん。でも、ガキを手放すことなんてもうできるはずもなく。
自分のガキでも他人のガキでも、一回抱え込んでしまったものを放り投げるなら坂田銀時じゃない。だから片手で抱っこしつつ、はー、と空を仰ぐ銀さん。

「オイ、てめえは俺のガキなんだとよ」
「だう!」
「しかも、知ってっか?てめーの母ちゃんはもう居ねえよ」
「……はぷ」(目を少し逸らし)
「でもな、てめーも男なんだから覚悟決めなきゃいけねーよ?どんな時でも、たとえシモの世話されてても、てめーは自分の目ェ見開いて世界を見て、感じろ。その上で譲れねェモンでもできたら、それ背負って生きてけや」
「ぶー!」

道端で真剣に赤子と語り合う銀髪天パを、道行くかぶき町の住人達はさぞや珍妙な目で見ていることでしょう(かぶき町の皆さん)。でも特に気にしてない、だって銀さんだから。
そして銀さんはおもむろに白紐を取り出し、己の背中に赤子を括り付け始める。そしておんぶして、よしっ、ってなって、

……とりあえずはコイツに何か食わさねえとマズくね?ってふと思い立って、

でもさすがの俺でも乳は出ねえしな。野郎の乳しゃぶらせんのはさすがにかわいそうだよ、物心ついた時にコイツのトラウマになり兼ねない案件だよ。しっかし母乳って面倒くせえな、どっかで恵んでもらえねーかなー

とか、ちょっと犯罪じみた事をおんぶしながら考えて、道端に停めてあった原チャに跨りつつ考えて、

「……あ。そういや身近に居たじゃねーか、身近なチビのガキ産んだ女が居たよ」

と、どこかの三つ編み眼鏡の奥さまの顔を思い出し、ブロロ……と原チャを走らせる銀さんを妄想しつつ、そのまま2へ続きます(続くの?)











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