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”了”をかみしめる(ハロウィンKILLS、エターナルズ)

2018年に公開された「ハロウィン」、これは1978年の「ハロウィン」の正統な続編といわれている。ちなみに私は1978年ハロウィンをいまだに見ていないので正しいストーリーは知らないんだけど、白いマスクを被り超人的な怪力で次々と人を殺していく殺人鬼マイケル・マイヤーズことブギーマンからどうサバイブするかを描いた映画なのかなー。
1970年代後半から1980年代は特に殺人鬼映画がブームだったような気がするなぁ。ジェイソン、フレディ…他には?と言われると全然浮かばねーけど。
映画は大ヒットしてじゃんじゃか続編が作られ、特にホラーでありがちなんだけど、1作目で観客を恐怖のドツボに叩き落したようなキャラは、続編が出るたびギャグ化してくるというかネタ化してくるというお約束通りどんどん劣化していき、この手の殺人鬼映画はブームが過ぎ去り古典と化してしまった。
ついでに社会情勢的にもスプラッタムービーが猟奇殺人者を生むかのように関連付けられ、テレビ放映もされなくなったし。つーかさ、何を見ていようが見ていなかろうが、人を苦しめることをして喜ぶ様な奴は「やる」んだから。
…だから古典殺人鬼映画自体が公開されるって、超珍しいよね。

さておき、今回の「ハロウィンKILLS」、2018年「ハロウィン」直後からストーリーが始まるのでおさらいしてから見た方がわかりやすい。もう前回の内容殆ど忘れてたから、倒れてる警察官が誰だったかとか、映画冒頭から女装してるにーちゃんが誰だったかとか、ちんぷんかんぷんだったわ。
映画のストーリーとしては前作の方が好き(ジェイミーリーカーティスのサラ・コナー化がイイ!)なのだが、ホラー映画あるあるの単独行動すると死、とかイチャイチャしだすと死、とかのあるあるを排除し、街ぐるみで殺人鬼と戦おうとするとどうなるか、集団パニックや恐怖で、間違った方向にいくとどうなるか、というような殺人鬼以外のリアルな恐怖も描いている。
また続編がでるようで、三部作、なおブギーマンに狙われるヒロインも三世代という、3にこだわりのある作品となっておりますー。
つか精神病院から脱走し、街に潜伏する殺人鬼って、もろ都市伝説みたいよね。
このテの映画を久々に見たせいなのか、撮影技術が上がってよりリアルに描かれているせいなのか、殺人シーン見ていられなかったわー。

次に「エターナルズ」。これ公開時期が「デューン砂の惑星」とカブったせいで映画予告映像も何となくカブり、たいして興味なかなかったけど都合がついたから見てみたマーベルユニバースの作品。
指パッチンで消えてしまった人々が戻り、アベンジャーズがいなくなってしまった後のお話。
宇宙の神様が使わした不老不死のエターナルズが、人類創生から現代まで共に生きてきて、唐突に訪れた地球滅亡の時に「どうするか?」というストーリー。

あのですねー、スケールのインフレ感すごいよねー。

アベンジャーズで宇宙、量子、タイムスリップまでやったから、今度は宇宙創成、宇宙神…ってオイ、もういいって。つまらないわけじゃないけど退屈というか、登場人物たちに愛着がわかないというか、かつてのアベンジャーズたちの映画のように「ヒーローひとりにスポットをあてた映画」でもなく(主人公のキャラが薄くて、セルシを主人公と考えていいのか、チーム全体が主人公と考えた方がいいのか曖昧過ぎるくらい描写が薄い)「1本の映画で最高の体験」にならず、劇中の人物がまた別の映画の主人公に繋がりそうとかまだまだ続くよって感じのただの繋ぎ感が強い。

見終わった後の相方との感想は「もう、いいかなー」だった。シリーズを追いかけて見たい気持ちがわかないんだな。映画最後の「エターナルズは戻ってくる」という字幕も私にはスベッて感じた。ワクワクしないんだわー。
私の中でマーベルシリーズは完璧に終了したんだな。(しみじみ)
燃え尽きすぎて、近日公開されるディ●ニー+のドラマ「ホークアイ」にも二の足を踏んでいる。ジェレミーが出るのでずーっとウキウキで待っていたんだけど、ブラックウィドウを見てから徐々にテンションは下がり、現在チャンネルの登録だとかの手続がダルくて手を付けていない。
ついでになんだかんだ言って見てる時間がないんだよなー。
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