私の好きな作家さんの三浦しをんさん。

しをんさんはバリバリのガ●ダム世代であり、また、自他共に認めるガンヲタらしいです。
彼女のエッセイから、ファーストガ●ダムの物語をざっくばらんにまとめると
「右も左もわからない主人公ががむしゃらに頑張り、最後についに、僕には帰る場所があったんだ、と気付く話」
であるという…。

それを読んだワシは、じゃあエ●ァンゲリオンをざっくばらんにまとめると、
「右も左もわからない主人公ががむしゃらに頑張り、最後にはついに、僕はここにいてもいいんだ、と気付く話」
となりますな(おめでとう拍手付きで)、と思った。…に、似てないか?…しゅんでございます(だから何)

ガ●ダムのざっくばらん物語を読んだ私は、ガ●ダムのストーリーも知らないくせにかなりウケてしまった。どうも「がむしゃらに頑張り」というフレーズがアムロ君にぴったりだなと思って(知らない癖に)

さて、何がどうしたかというと、ついに相方がエ●ァのテレビシリーズ&過去劇場版を鑑賞し終わり、連れだって新劇場版「破」を見に行ってきたという事でした。私は二回目だがなフフフ。
相変わらず使徒が怖いのと頑張るシンジ君に心うたれて泣けてしまう私の横で、相方はいつもと変わらぬクールな反応でした。クール!クール!!クール!!!!ちょっとトリッキー!!!!
私あのトリッキー漫画、まんざら嫌いじゃないです。(←ネタにしているくせに)

まぁクールなのは意味がわからないからという理由もあるのだがな。
こないだ夜中に「全く意味がわかりません」とか「意味が分からなくなってきてつまらん!説明しろ!」とか「後半は完全に我が道を行くって感じだな」と、怒り混じりのメールが来ていました。
ということで映画館に向かう車中にて、つたない説明をしてみるものの、説明している本人もあまり意味を理解していないため、さらなる混乱を呼ぶこととなる(ダメじゃん)

そしてその翌日、またもや相方からメールが来る。
「ガ●ダムのビデオを見るから来い」

なんぞ…!?


さて、ついに私もガ●ダムワールドに足を踏み入れたわけですが、このビデオが劇場版の三部作(多分テレビシリーズのダイジェスト)だったので斜め読みの如くストーリーを撫でた感じ…
しかも途中で寝ていたワシ(待て)

でもチラッと見ただけでもおもしろいなガ●ダム!
お気に入りキャラはシャアとシャア妹パツキン(←名前を憶えていない)
しかしガ●ダムの主人公ってアムロじゃなくてシャアなんじゃねーの

もともと横文字の名前を憶えるのが苦手なので(なので海外小説が苦手)カイさんとリュウさんとララァとアムロとシャアくらいしか名前を憶えていません(簡単な名前のみ)。あとマチルダさんとゲルググ←!

アムロの幼なじみらしき世話やきの女の子がまた変わった名前で、イントネーションが似ているような気がするのでアマルフィと呼んでいる(本当は全く似ていないんですが)
そしてホワイトベースの艦長になる男(アムロを二度もぶつ男)は、見た目がアラレちゃんのキャラに似ていることからすっぱマンと呼ばれている哀れさだ。

こんな調子(しかも途中で寝ている)なので、相方は私が●ダムに全く興味をそそいでいないと思ったらしく、むっつりしていました。
まあそう怒るなよ(普通怒るよ)
一話からちゃんと見直して、次に会うときはガ●ダム通になってる予定だからサ!
挨拶がわりにジェットストリームアタックしてやるぜ(ひとりで)

ちなみにガンヲタの三浦しをんさんの「右も左もわからない主人公が…」が載っているエッセイは、新潮文庫「人生激場」です。
しをんさんのエッセイは日常生活をかなり面白おかしく綴っているうえ、ヲタ的な趣味の語りがかなりおもしろいのでおススメです。