尻でバウンドにより(また尻の話か)アースクウェイクを思い出したわけだが、それからサムスピのことを思い出して懐かしくなった。

そもそもアースクウェイクはSNKゲームの「サムライスピリッツ」に出てくるイロモノキャラである。イロモノっていうのはいわゆるオモシロキャラで、正統派のカッコイイ主人公キャラ、ライバルキャラ、敵キャラ、女子枠、そしてそれらを引き立てるキワモノキャラがイロモノである。ストUでいうところのダルシムとかブランカだ。

SNKの格闘ゲームは当時ストUから格ゲーに入った私としては革新的で、まずキャラクターの間合いで画面がズームアップ・ズームアウトするのだ。ズームアップしたときキャラクターの大きさは画面内6分の2くらいなんだが、アースクウェイクは6分の4を占めるわがままボディなのだ。
そして私の格ゲー史上不動1位の最悪キャラで、「敵を掴んで屁を浴びせる」というプレイキャラクターのHPどころかプレイヤーの心までごっそりとえぐる攻撃をしてくるのだ。それも前+強パンチボタンという簡単な投げ技ごときで…。
屁をこいた後は「Guhyohyo~」と笑いやがる。グッヒョヒョ〜じゃねーんだよワシのナコルルちゃんが…!!

という感じでサムライスピリッツは非常に楽しいゲームだったわけだが(←)アースクウェイクの寿命も真・サムライスピリッツまで。その後の残苦労夢想剣(ざんくろうむそうけん)(漢字がわからん)からのシリーズには出ていないリストラ組だ。それでも多感な頃の私の心に多大なる爪痕を残したキャラ、アースクウェイク。勝利ポーズでパンツの中から(?)出した肉にかぶりつき、ゲプッとゲップをかますあのゲスな姿は忘れられない。