先週の頭から胃が常に「発表会前の緊張感」状態で違和感がすごかったのだが、日曜の夜中に今まで感じたことがない痛みをみぞおちから下腹部に感じて意識が飛んだので怖くなって医者に行ってきた。
お医者さんの診断では自己申請のとおり胃腸の筋肉が緊張している痛みとのこと。
薬を飲んで、胃腸を温めて、筋肉がほぐれるようにしていれば心配ないと言われたけど、そもそもなんで胃腸の筋肉が緊張してしまうのか…。
ネットで調べると「胃腸の不調はストレス」

…。
……。
ストレスといってしまうとそこで試合終了ですよ…。思考停止ですよ。
ということで色々掘り下げて調べると、言いたいことを言わずに我慢し続けるとみぞおち周りがどんどん固くなる…とのこと。
そうか!言いたいことはたくさんあるよ!!言いたいことも言えないこんな世の中じゃ…!!!!(←言うと思った)
ということでブログでも更新する。だってここは最早「王様の耳はロバの耳ブログ」となっているからねーん!
単純に寒暖差ストレスな気もするけど。

昨日キンドルで「男しか行けない場所に女が行ってきました」を読了した。半額セールをしていたので深く考えずに買ったんだけど、内容の8割が筆者が風俗系の雑誌記者の時に風俗嬢やAV女優に取材したときの内容だ。
ほぼシモの話しなので若干うんざりするんだけど女性視点で女性の”性”を商売にする現場での疑問や葛藤、男の性欲を処理する方法はたくさんあるのに女は自分たちの性欲を仄めかすことすらタブーとされることへの怒りなど、なんとなくモヤモヤしている気持ちを言葉で表してもらえて「そうそう、そうだよなー」と納得が止まらなかった。

筆者は子供のころから痴漢に遭遇することが多かったらしく、女でいるだけでどうしてこんなに生きづらいのかと嘆いていた。その嘆きを見ていて自分も色々恐かったし警戒していたよなぁという経験を思い出し、またもや納得が止まらなかった。
未就学児のころから「変な目で見られている」という気持ち悪さは感じていたし(どうして変な目で見てくるのかまではわからなくても不快感はわかるし強烈なんだ)、ゲームが好きだったのでゲーセンへ行くと変な人にからまれそうになったり、痴漢にあったり、露出狂にあったり、たいていは性に関する嫌な思い出だ。
よって自己防衛として男か女かわからないような服装で出かけるようになり、どこのトイレに行くときも背後を気にしたし、お店(特に本屋、古本屋で痴漢に遭遇しやすい)では周りに人がいるかいないか気を付けるようになったし、遅い時間の電車は乗らないし、映画館でほかの客の動きには注意してるし、シャッター商店街では自転車で全力疾走で駆け抜けた。
これらの恐くてビクビクした構えも「女だからしかたない」なんて諦めなくていい、警戒しないと生きていけない社会がおかしい、もっと怒っていい、と、子供のころに教えてもらえていたらどんなに楽だっただろうか。
性的被害は加害者への怒り以上に自分自身への嫌悪感がすさまじい。そんな目にあった自分が恥ずかしい気もあり、誰にも言えない。
だから自分を責めなくていい、怒って声を上げていい、と言ってもらえていれば今の私は服の趣味や髪形の好みも大きく変わっていただろうと思う。
こういう事をいうと「自分から誘ったんじゃないの?」「スカートなんか履いているから(露出が多いから)」とかいう人がいるので、こういうヤツはゴ●●リ(いつもの不快なイニシャルG)と蛆のプールに全裸にして頭から突っ込んでやりたい。他人に不当に汚され不快にされる気持ちを身をもって味わうがいい。
そもそも目の前にスカートを穿いた脚があるから触ってもOK!なわけねーだろ。頭おかしいだろ。