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10万キロを超えた車は業者に

10万キロを超えた車は業者に査定してもらってもたいていが、買取不可になってしまいます。


しかし、一概にそうとも言えない場合があります。


例えば、タイヤを変えてから日が新しいとか、車検がまだ半年以上残っているような場合など、メリットがある中古車は案外、すんなりと売却できるかもしれません。


一軒の業者の結果で諦めず、いくつかの業者に問い合わせてみるのが賢明だと言えます。


中古車売買に際して、1年1ヶ月以上車検が残ったままだと、担当する買取業者にもよるのですが、数万円程度プラス査定になることが多いです。


しかしながら、車検まで1年以下しか残っていないときには車検までの残りがあったとしても見積もりに影響しません。


車検までの期間が長い方がプラス査定になるからと言って、実際に売買する直前に車検を通しても通した車検費用より多くの金額が見積金額にプラスされることはありませんから、わざわざ手間暇かけて直前に車検を実施しておく利点は何も無いのです。


乗り換えで新車を購入するときは、ディーラーに下取りを依頼するのが一般的です。


最近はネットで複数の買取業者に査定依頼できるので、1社による下取りではなく競合見積りにすれば、高値も期待できるのではないでしょうか。


売るほうの気持ちの問題もありますが、処分しようという車の年式や車種などによって下取りでないと価格がつかない車もあれば、買取で高く売れる場合もあります。


私は二度目の買い替えのときは、買取業者にも見積りをお願いしてみたのですが、下取りのほうがかなり安いことに気づきました。


買取業者に「査定通りで買うんですか」と訊いてしまったほどです。


30万円までは即日現金払いという業者さんだったので、引取りと同時に現金を貰い、さっそく新車の頭金にあてました。


さすがにその時は、知らないと損をしているなあと思いました。


大半の中古車買い取り業者が提供しているサービスの一つに、無料の出張査定というものがあり、グーグルやヤフーなどで車査定、出張、無料などの言葉を入れて検索してみたら、多数の結果が出てきて、業者の数の多さに驚くでしょう。


こういった出張査定サービスを利用して自分の車をなるべく高い値で売りたい、とお考えなら、業者の数のこれ程の多さを利用して、いくつかの会社を競合させて少しでも値段をつり上げようとするのも成功すればメリットはありますから、やってみる価値はあるでしょう。


ですが、業者としては無料出張までしている訳ですから、なるべく話を早くまとめたい気持ちもあり、営業も多少力の入ったものとなるでしょうから、そういった押しの強さに慣れていない人は、やめておいた方がいいでしょう。


たとえ自動車ローンが残っていようと売却する方法がないわけではありません。


もっとも、車検証の所有者が売主であるという条件がクリアできるならの話です。


所有者のところにローン(信販)会社の名前が記載されている状態だと、残債を返済しきるまでの間は所有者名を変更することはできません。


要するに、ローンが終わってからでなければ売ろうにも売ることが出来ないのです。


もし返済中の車を売るのなら、ローン会社から特別に許可を得れば、売却と同時にその利益をもって完済するという方法もあります。
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