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ヤバい

*夏目のお話と、決意*



夏目、既刊は全部読み終わった。

的夏は、いい的夏はどこに行けばありますか――ッ!!必死だよ!(そりゃそうさ!)ううう、的場さんって何であんななの。何であんな、別れ際にあんな、夏目くんの心を惑わすようなことを……。夏目くんは、やさしい子なんだからね!気にしちゃうじゃん!もう、的夏!(合言葉)ヤバいくらい萌えて仕方ねえ。

的夏がざくざく読みたい。甘いもせつないもダークも18禁も、読みたいよう!神様はきっといる。いる筈。探すぞ!冬コミは確実行きます、行かせて下さい!オンもオフも、ざくざく読めるといいな。たらふく読みたい。

読めなきゃ、自分で書くしかねえよ(そこまで思い詰めた)

何かユカリ、いい加減落ち着きたいんだが(オタク的なことを)、こういう創作に関する欲求を感じるとまだまだイケるな自分、若くね?と、少し思う(何がだよ)

ふくみ


昨日一昨日とたくさん拍手をいただきまして、ありがとうございました。今日更新したのも、鬼兵隊高新ですね。甘々のつもりなんだが、そこはかとなくほの暗いのはもはやユカリの趣味なんでしょうね(だろうな)。何かこう、完全無欠な還付なきまでに完成されたストーリーもいいんだけど、どこかに含んだものを持っているお話がすき、というか。もやもやっとした、実態のない、掴み所のないものを残してるお話がすきです。

まあ、完全無欠のストーリーが書けないだけなんだが(だろうな!)

鬼兵隊高新のふたりは、たぶん分かってんだよね。自分等は、そう遠くもない未来に死ぬだろうと。どっちかかもしれないし、片方かもしれない。それは分からないけれども。

分かってるから、愛したいの。生きてる今は、誰より、何より、側にいたいの。全力で愛してるんじゃないかと思いました。

晋助だってさ、あれだってね、今は包帯巻いたり煙管ふかしたり妖しい言動を繰り返し、幕府を転覆させんとするちょっと怖いお兄さんですがね(ちょっとか?)、もとは人の子ですよ。ちゃあんと喜怒哀楽を持ってた、かわいい男の子だったんだよ。その両の眼で、何か大切なものを見ていたんだよ。きらきらと目映い景色をね。先生の後ろ姿や、幼友達らの横顔をさ。ヅラの弾んだ黒髪のしっぽ(ポニテの毛先)や、銀時のくるくるした銀色の髪とかね。見ていたんだよ、ちゃんと。

そんな部分をね、もうどんなに求めても手に入れられないそのきらめきを、新八くんの中に見出だしているんじゃないかなと。新八を通して、垣間見ている。憧憬?みたいなものを。だから新八を手離せないし、たぶんもう死ぬまで自分の側に置くと思うんだが。それがエゴだと、分かってる上でね。
まあ、愛はエゴですからね。

そんな晋助をさ、新八も分かってんじゃないかな。新八はさ、あの子は聡い子だよ。言われなくとも、ちゃんと分かっているのさ。晋助がああなってる理由をね。分かっていて、でも新八が踏み込めない領域に晋助の本心はあるからさ、黙って受け止めてるんじゃないかと思うよ。じっとね。愛しているから。それだけだよ。

二人の目指す道は、険しいね。誰にも理解はされないし。死ぬかもしれない。でも、ほんの少し、すこーしだけ、たまには二人で道端のお花に気を許したりする午後もあるんじゃないかな。うつくしいものを、残された日々を、あまやかに感じる瞬間があって欲しいな。
だからね、鬼兵隊高新は二人の世界なんです(結論)。


た、楽しい!鬼兵隊高新は楽しいよー!

お誕生日おめでとう!



*下の方に行くにつれてガチになる仕様(どんな宣言)*


新八くん、お誕生日おめでとう!本当におめでとう。君がすきだ。
今年も、晋助をどうぞよろしくお願いいたします(最敬礼)。晋助のみならず、坂田さんと副長もよろしくね(多いよ!)

新八くんは今日、どんなふうに過ごすのだろうか。坂田さんとなら神楽ちゃんや定春、姉上やお登勢さんたちも交えて楽しく過ごして欲しいし、副長となら旅行に行ってほしい。山奥の素敵な旅館とか(大人の男の財力)(副長!)

晋助とならねえ、いちばんこれがせつないんだけど、日付跨ぐ寸前まで会えないんじゃないかなあ。何となく。それでね、新八が諦めかかけた時に、ようやく会える感じ!会うなりぎゅっとして、なでなでします(擬音)。いつもより少しだけやさしいキスをします。志村家の縁側あたりで、こっそりとね。それで、キスしてる間に日付が変わるの。
晋助に誕生日を教えたことはないんだけど、晋助は何故か知ってるのがいいな。知ってそうじゃん。あの男はね

そして新八くんはキスしながらうっとりするんじゃないかな、髪をすく指先の感触にね。身体は震えるよ、恍惚にね。だってさ、快楽は身体で感じるんじゃないもの。頭で感じるんだよ。脳みそで。人だから。

くるしさもせつなさも、殺したいほどの憎しみも、絶望も、己を揺さぶる激情の多くを、新八はもう体験したね。薄い胸の奥に、刻み込んだだろう。刻み込まれただろう。

もちろん恋しさも、歓喜も、泣きたくなるほどのいとおしさも、体験したよね。体験、させられたんだな。ひとりの男に付随してもたらされた感情の、すべてをね。

いいも、悪いも。あいも、憎しみも。
くるしいも、いとおしいも。

全部、始まったんだよね。気付かされたくなかった感情も、もちろんあったに違いない。どろどろした深淵を、覗き込むのは誰でも辛いの。垣間見たくもない。でもお前は、それを受け止めようとしている。必死で。見たくない、感じたくなかった気持ちも、受け止めなければいけないよ。いつか来るから。必ず、別れの日が来るからね。晋助と。

明日かもしれないし、一年後かもしれないし、いつかは分からんけど。

晋助に付随した感情や、晋助と体験したことは、いいことばかりじゃなくて、むしろせつないことだらけだったけど、今後の新八、お前を形成する何かには、必ずなるからね。どんな経験も、いつかは糧になるから。お前のことだもの。
だからね、たまに取り出して、眺めてね。その気持ちをね。胸の奥にある、小箱から。


16歳って年齢は、本当に多感で、いいことも悪いことにもぐんぐん目が開かれていく時期だと思います。そんな最中にあって、もう自分の譲れないものを持ってるお前を、うつくしいと思う。その心の在り方を、すっげえ目映く感じるよ。何か、どんだけ年くっても忘れたらいけないものがあるよなって。

自分はもうすっかりいい年齢の大人になっちまって、多分リアルに晋助とか坂田と同い年くらいなんだけど、だからこそ新八から色んなものを見せてもらえるな。お前の見ている世界、護っているものは、うつくしいな。

そういうもんを、ユカリも持てたらいいな。何か一つくらいは。


新八、お前がすきだよ。だいすきだよ





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