全力疾走注意報

＊昨日の続き＊


居酒屋でわりとぐだぐだに酔っぱらったjoy3、そのままの勢いで高杉家にお宅訪問をします(酔ってる時って怖いもんなしだ)。先に玄関の引き戸を開けたのはヅラでしょうね。野郎は酔っていても顔には出ないタイプだもん(何となく)


桂「八恵くん、夜分遅くにすまない」
八恵「どうしたんですか桂さん」
桂「うむ、この二人がな、八恵くんにどうしてもと……」
八恵「うわっ、お酒くさっ！飲み過ぎだよアンタ！いつもの真面目くさってる顔だから気付かなかった！取り合えず上がってください。僕、晋助さんに言ってきますから」(世話焼きな奥さん)

と、ここでヅラの後ろから現れる天パ二名(ヅラ以上に酔ってる)

坂本「お〜こりゃ豪邸じゃあ！さすが高杉だのう、金時」(あっけらかんとしている酔っ払い�@)
坂田「うっぜえ、クソうっぜェ、あのボンボンが。ヅラァ、いたかよ、テメーの言う人妻の中の人妻は。いねえだろ？あ？」(絡み中な酔っ払い�A)

八恵ちゃんを見た辰馬＆坂田は、すっげえ衝撃を受けるだろうな。特に坂田ね！

八恵「は、はじめまして。坂田さん？……と、坂本さん」
坂田「……(凝視)……え？何お前、ドッキリ？え？何でこんな廃校寸前の学校にかろうじて生息してそうな三つ編みお下げの、しかも眼鏡が、あの面食いの嫁な訳？」(真顔)
八恵「初対面の相手に投げる言葉じゃねーよ！何だよアンタ、失礼にもほどがあるよ！」(ぶちギレ)(そりゃそうさ！)
坂田「いや、アレだ、ほら、ちゃんと分かってるよ？お前アレだろ、お手伝いさんだろ？女中面してるしな、見るからに。下働きが似合いそうだよ、台所で皿磨いてる感じの。な？」(したり顔)
八恵「女中面って何だよ、モブ顔ってことかよォォォ！！いい加減にしろアンタ！」

ああー……これね、坂田のどストライクだったっぽいよ(推察)。そうじゃなきゃこんないじらん。坂田も好きな子をいじめるタイプっぽいもの。
でね、辰馬はわりとあっけらかんとしてそうなんだよね。

坂本「アッハッハ、こりゃまっことかわいい嫁さんじゃなあ。うまいことやりよったのう、高杉の奴」(素直)
桂「八恵くんは近年稀に見るいい人妻だぞ。気難しい高杉の奥方に収まろうと言うんだから、見上げた根性だ。うん。よし俺と結婚しよう、八恵くん」(間髪いれず)
八恵「いや桂さんは相当酔っ払ってますからね、アンタが一番悪酔いしてるよ！」

この騒ぎで、晋助もめんどくさそうに玄関に現れるといい。

高杉「八恵、うるせえぞ……(joy3を視認)……帰れ」(一言目にそれかよ晋助)

坂本「おお、高杉。飲み直すぜよ、久々の四人じゃあ」(聞いてない)
桂「それはいいな。客間は廊下の突き当たりだぞ」(いや勝手に誘導するな)
坂田「高杉、お前さ、この眼鏡とマジ結婚してんの？あり得なくね？」(坂田も聞いてねえ)

八恵「晋助さん、何ですかこの失礼極まりないクソ天パは。さっきから僕のことを女中面だの何だの言うんですけど」
坂田「だってオイ、高杉お前、相当な面食いだったろ」
高杉「……銀時、テメーは取り合えずいの一番に出ていけ」(危険なところから排除)
坂本「アッハッハ、確かに！散々綺麗所と遊んでおいて、こんなかわいい嫁さんと所帯持つとは夢にも思わんぜよ！おんしもやらしい男じゃのう」(ゲラゲラ)
高杉「……辰馬ァ、オメーもさっさと出ていけ」(ピクピク)
坂田「あ、そういうアレな訳？本心ではお下げの眼鏡っ子とかがタイプだったんだー、イターイ」(ぷぷ)
坂本「わしらに紹介せんのも納得ちゅうがやろ」(ゲラゲラ)
桂「おい貴様ら、下品だぞ！八恵くん、相手にしなくていいからな。酔っ払い共め、まったく……明日の朝御飯は焼き鮭がいいな！」(泊まる気満々かよ)
高杉「テメェもだ、ヅラ」(即答)


八恵「えーと……何で晋助さんの友達ってまともなのいないんだろう……」(考え中)


で、この後は結局プチ同窓会(in高杉家)となる訳ですね、分かります。結局三人を泊めてあげそうだし。ちゃんとお布団敷いてあげ、せっせと三人の面倒をみる八恵ちゃんをユカリにください。早くください、さっきから待ってるんだよ？(いや晋助が許さんわ)

坂田とこういうやり取りがあるといいな↓

八恵「坂田さん、お水です」
坂田「あー、いいよ、銀時で」
八恵「はい。銀時さん」
坂田「長ェよ。銀さんでいい、周りの女子供はそう呼ぶからよ」
八恵「そうですか。銀さん、これからも晋助さんをお願いしますね。あの人、何だかんだ言って今夜は楽しそうです」(にこっ)
坂田「……お、おう(目を泳がせる)」

的な。妙にそわそわする坂田。

そして翌朝、八恵ちゃんが坂田を「銀さん」呼びしてることに気づいた晋助がすっげえマジ切れするんですよね、よく分かります!!

だから坂田に見せたくなかったのに！