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Magic of Love(銀新)


何でしょうか、最近ですね、こう、銀さんをときめかせるのが好きですよね。
いや、新八くんはもちろん銀さんにときめくのでそこは今は置いとく。悔しくも銀さんにはドキッとさせられてる筈だから、今だけは置いとくのです。
今論じたいのは、新八くんにドギマギとする銀さん。新八くんにドキドキしちゃって『くっそ!』ってなってる銀さん。
良くね?かわいいよね。

私ですね、年を経て銀さんカワイイって思えてきた。だんだん思えてきたのです。皆は元々思ってたんだろうが、ユカリには新鮮な感情であります。何かCPふたりが可愛いと幸せだよね!可愛さ故に目に入れてみるのは新八くんを選びますが!
でも新八くんに甘えてみたりする銀さんは、とっ……てもカワイイ。

朝さ、新八くんが銀さんを起こしてくれた時とかさ、
「銀さん早く起きて!」
とか、わりと容赦なく起こされてんだろうけど、新八くんはわりと容赦なく布団を剥ぎ取ってくるだろうけど(新八くんは強い子)、銀さんがタダで起きる筈があろうか。

そこはホラ、

「……。……あー……(頭ガリガリ)……チューしてくれたら起きる」

とか、寝床の中で腹などを露出させながらむにゃむにゃと言ってる訳ね。剥ぎ取られた布団を恋しく思って若干背中丸めながら言うのね。しかし、もちろん新八くんは拒絶する。

「はっ!?……いっ、いやですっ!何を朝っぱらから!」(赤面)

とか、すぐさま顔を赤らめて言い募る訳です。でも銀さんも別に本気で言った訳でなく、そりゃそーだ、って寝ぼけた頭でもよく分かってるのね。
からかってみただけですぅ、この童貞眼鏡クン、とか、内心で思ってるだけなのね。眠い目をすこぉしだけ開けて、新八くんの恥ずかしがるお顔を見て溜飲を下げてんのね。そして、ここでは当然起きる気はない訳だ(銀さんだもの)

でも新八くん、何を思ったのか、急にキョロキョロと辺りを見渡すなり、眼鏡のブリッジをすちゃっと押し上げたりしてさ。そして、

「い、一回だけですから」

って恥ずかしそうに言った後に、おもむろに身を屈めて、銀さんのほっぺに素早くチュッてしてくれたりしたらどうしよう!!
その後にプイって逸らした頬が真っ赤だったりして、耳まで真っ赤だったりして、ああやっべえ、ちょうかわええ!!ユカリ滾る。

そしてユカリがそうなら、銀さんなんてトキメキMAXだっつーの。新八くんにチューされた時は一瞬だから何が何やらで気付かず、ぽかんとしてんのね。でも唇が離れて、恥ずかしがってる様子の新八くんを見て、そこでようやく、

「(え、コイツ、てか新八が自分から俺にチューしたんですけど)」

とか思い至って、ええええってなります。
「ちょ、おいィィィィィィ!?今てめー何した?!俺に何した!?」
って、とりあえずツッコミを入れてみる銀さんです(いつもと立場が逆転しとる)。無論、即座に眠気もすっ飛んで覚醒モード。何ならくるっと華麗に寝床から起き上がってきたくらいだ。でもね、新八くんにツッコミつつも、とっても嬉しいのです。
嬉しくてキョドッてんの。

でも新八くん真っ赤だから、そこで瞬時に後悔してきたりして、銀さんドン引きしてるよ、とか勘違いしちゃって、
「あ、ご、ごめんなさい……」(あせあせ)とか言い掛けて、無駄に眼鏡のブリッジを押し上げつつ、身を引こうとしますよね。そしたら銀さんはフツーにその手首をガシッと掴む、しかも掴んで離さない。しかもときめいてますので、やたら熱っぽい眼差しですので、やたらドクドクと心臓の血流が増えてますので(銀さんはドクドク、新八くんはドキドキです)(体積比で心臓の音も違うらしい)、

こう、やたらめったら真顔で、神妙な顔つきで、

「まったく……何を朝っぱらから、テメーは三十路ちけー男の純情を弄んでんだよ」

って、本人的には物凄い真面目に訴えたつもりですけど、新八くん的には意味もわからないので、『えええ何だろうこの人の感想』とか新八くんも思っちゃうので、でも何か『銀さん喜んでんの!?』とか思うと、『ドン引きされてないんだ!』とか銀さんの表情から悟って新八くんも微妙に嬉しくなったりしつつ(新八くんは銀さん相手だととことん素になる)、

掴まれた手首を見つつ、手首と銀さんの顔を交互に見やりつつ、

「と、とりあえず……その、痛いっスけど銀さん」
「……あ?」(熱っぽい眼差し)
「あの……手首が、その……痣になっちゃう」(言いにくい)
「あ、悪ィ」(フツーに気付いた)
「いえ、大丈夫です。気付いてもらえれば」(スチャッ)(眼鏡のブリッジを押し上げる)

ってなる、みたいな、互いに朝からちょっとドギマギするみたいな、そんな銀新はとてもカワイイと思いました。まる。

でもさ、不意打ちのチューにとてもときめいていて、新八のくせに!、とか思ってるんだけどドギマギしちゃって、『何だ何だオイ、俺も存外わけーな』的な感想をとりあえず抱いた銀さんであった。トキメキ感じてても、銀さんの方の頭の中はどこかでちゃんと平静なのです(年の功)。

その後に、

「起きたんなら早く朝ごはん食べてくださいね。銀さんの好きな甘い卵焼きにしましたから」

と言い置きつつ、まだ赤い頬のままですっくと立ち上がり、姿勢正しく去っていく新八くんの後ろ姿などを見送って、はー、などと全く幸せなため息を吐いております銀さんです。どうしよっかなアイツ、とか思ってる。こんな無防備で大丈夫かよアイツ、などとも少し思っている。
でも俺のだしな、とすぐに思い返す(銀さんの思考回路はタフと繊細の間にいつも居ます)

そして、

「(……悪くねーな)」

とかほっぺを少し触って思いつつ、新八くんの唇の感触を思い出したりして、ちょっと甘い気持ちを抱いたりして、
またも二度寝を決め込む銀さんであった(起きよう)


P.S.
銀新ちゃんほんと仲良しです。

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