ネットの書き込みなどで面白いと評判だったアニメ「シュタインズ・ゲート」のテレビ放送を見ていて、現在21話まできた。…この回までのネタバレぶちかますので下の部分を読む際はご注意ください。

1話を見て中二全開の痛々しい主人公と2ちゃんの書き込みのような口調の脇の人に引き、正直どこがそんなに絶賛されているのかわからず流し見をしていたけど、ある回から今までの日常茶番劇みたいのは後半へのネタフリだったとわかる急激な確変がおきる。その回まで我慢して見るのつらかったけど、この後どう決着するのか、毎週楽しみ。
思えばエヴァンゲリオンもアスカが出てくる辺りまで話が暗すぎて苦痛だったしな。こういう助走距離長いアニメだるい。←
あと大雪でBSが映らなくなって結構重要そうな1話を見逃していて、若干意味が分からないところもある。
そのシュタインズ・ゲートのあらすじは、こう。

大学生の岡部倫太郎は、偶然にも過去へとメールが送れる「タイムマシン」を作り出す。
興味本位で過去への干渉を繰り返した結果、世界を巻き込む大きな悲劇が訪れる。
舞台は2010年夏の秋葉原。厨二病から抜け出せない大学生である岡部倫太郎は、「未来ガジェット研究所」を立ち上げ、用途不明の発明品を日々生み出していた、だが、ある日、偶然にも過去へとメールが送れる「タイムマシン」を作り出す。世紀の発明と興奮を抑えきれずに、興味本位で過去への干渉を繰り返す。その結果、世界を巻き込む大きな悲劇が、岡部たちに訪れ・・・果たして彼は、運命を乗り越えることができるのか!?

とのこと。
世界を巻き込む…?というのがよくわからんが  ・・・ここから中盤のネタバレかまします



世界を巻き込むというより、幼馴染の死を回避するか、最高の理解者・助手の死を回避するか、どちらの運命も打開する新たな運命を開拓するか、というストーリーじゃねーのかな?



ネタばれ個所の字を小さくしてみたんだけど、なっているんだろうか…?。
最近のタイムリープ系って、色々な系統があってどれかな?ってなる。
昔は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」的な、過去と現在は一本の時間軸の上に成り立ち、過去への過干渉は現在を大きく変えてしまう可能性がある、という考え方しかなかった。と思う。
ドラえもん(確かのび太と恐竜だったかな?)でも「タイムマシンで過去に戻ったら、虫一匹殺してはいけない。過去に干渉すると未来が変わる」みたいなことを言っていた気がする。つーかそれならドラえもんの存在自体が過干渉だろ!って思うわけですが、これらの考え方をバタフライ・エフェクトとか言うよね。
それが私の中で大きく変わったのが「アベンジャーズ/エンドゲーム」
世界線、世界線の分岐という考え方が生まれた。昔タモリさんが出てた「if〜もしも」のように、αを選択した自分とβを選択した自分で世界線が分岐するというもの。こうなると、過去に遡って強敵が赤ちゃんの時に殺しても、未来(自分が遡る前の世界)の強敵が死ぬわけではない、という。過去に戻った時点から現在が始まり、過去に遡る前の世界(かつての現在)は過去となる。この世界線的考え方にいまだに混乱してしまう。
こうなると、未来へのタイムトラベルってできないのでは?と思う。
そんで、シュタインズ・ゲートはバック・トゥ・ザ・フューチャー的時間軸タイムリープと世界線的タイムリープ両方が含まれている、と思う。(あいまい)エンドゲームを見た後でみると「世界線」という考え方をなんとなく知っているのでフム。となるけど、これをリアルタイムで見た・プレイした(もともとゲームがアニメ化したので)人は混乱しなかったのかなー。