土曜の夜にBSでやってる中古車をレストアする番組が好き。
整備担当の人がパーツをバラし、不備を直して磨いて、組み立てなおす。時には前より美しく仕上げる様子が小気味よくて気持ちいい。
毎週世界中の車を直していて、先週は「日本のサムライボディ、手が出せるお値段のスーパーカー、スカイラインです!」とか言ってた。その前はベンツのGクラスをいじくっていた気がする。ヨーロッパ車だけにとどまらず、東洋の車までいじくるワールドワイド整備士、すげえなー。

いま私が乗っているミニだが、車自体はとても好きではあるけど、不満というか後ろめたさというか、しっくりくる言葉が見つからないけど好きで乗っているわけではないんだ。なんか分不相応な感じがして。私ごときが乗ってていいのかとか、いろいろと思うところがある。それは自分でタイヤ交換すらできないからとか、色々ある。タイヤでかすぎて重すぎて色々無理よ。

初めて自分のお金で車を買うとき、私は軽自動車のラパンが欲しかった。このとき父親の反対にあって、結局フィットを買ったのだが。
自分の金なんだから好きなもの買わせろい!という気持ちはあったが、10万円以上のお買い物の経験がほぼない若造だったため助言が欲しかったことと、ハード系に強い父の言うことであることと、事故時のリスクを考えている親心ということを汲んで、次に欲しかった普通車にしたのだ。

近々相方が社有車を会社に返すことになったので、1台車が入用になった。
そもそも相方が社有車に乗ることになった時点で私のフィットを処分し、相方所有のミニに私が乗ることになったのだ。だから今度はミニを相方へ返して私が1台買えばいいのでは?と思っていたのだが、それでは体裁が悪いと言われた。
なんだよ体裁って。

むしろ私は念願のラパン購入とできるのでそれで構わないのだが相方はああ言えばこう言うであり、結局つまるところ自分が新しい車が欲しいだけにしか聞こえない。それで車を見にまわるのに付き合ってほしいと言われたが、こちらとしては会社の都合に振り回されて私の意見など全く通らず不服しかないと返したら「じゃあひとりで行ってくる」って。
これさ、素直に「俺が欲しい車を選びたい」と言われていれば不満の芽がムクムクと成長することもなかったんだけど、「どうしたらいいか話そう、一緒に考えて」(と言いながら話しができる時間は殆ど寝てる)と言うくせに自分の考えは決まっていて、こちらの意見は候補車に対しての合否しか受け付けられないというのが腹立たしい。付き合っていられない。
まあ会社に振り回されているのは相方も一緒なんだけども。