晋助と新八が結婚しないかと考え始めたユカリでっすフゥー!!(頭が残念な人)
いやいやいや、ユカリ本気なの。真面目に昨日はそればっかり考えてた。高新の未来について、黙々と考察してた。高新本当に好きなんだもん。
…ん?『それは知ってるよクソ虫が』ってかい?
いいんだよ、ユカリが言いたいだけなんだから☆彡(うぜえェェェ!!)(心から)
まあ何がヤバいかっつーと、新八はもう天使かとガチで思ってるけど(真顔)、晋助も大概可愛いと思ってんだよ、ユカリさんは。晋助が、例のあの目を見開いた感じで、軽くイッちゃってる感じで笑ってる顔とかも(神楽ちゃんと初めて対峙した時とか)、
『すげえ可愛いマジ可愛い、こりゃ無理っスわ』
とかガチに思ってたんだもん(更に真顔)。もう無理、新八と晋助なんて無理!だって好き過ぎる…!ユカリの溢れんばかりの愛をどれだけ集束させる気だよ、ばか!(涙ぐみながら)(コイツ本物の馬鹿ですな)
…あ、だからユカリ、銀新とか土新と違って高新が客観的に見れないんだ!(やっと気付いた)
つか友達に、
「受けと攻めが好きキャラワンツーフィニッシュ決めてたらお前、多分それずっと好きだよ」
って言われてからもう何年?(知らねーよ)ある意味、友人は予言者?ユカリ、的確な未来を予言されちゃった?オイオイ、じゃあお前の予言書に、
『ユカリ、高新と結婚☆彡』
って早く付け加えとけよ(ユカリさん、凄く真剣だね!)
そんなこんなで今日も元気に高新・屍鬼パロ行ってみましょうね(つながり…どこ?)。
BLでない小説ではホラーばっかり読んでて自分の小説には何ら活かされないユカリですが(悲しい事実)、皆さんの琴線に少しでも触れたのならこんなに嬉しいことはありません。続きをとご所望して下さった皆様に、ありがとうございます!
ブログでもサイトでもたくさん拍手をいただいて、本当にありがとうございました。
※以降、死ネタ頻発地帯です。主立ったキャラもばんばん死亡する可能性があります。
※『屍鬼』をパロっていますが、小説に出て来る登場人物達を模してはいません。背景や舞台を取り入れたものとお考え下さい。
―――
晋助が死んでから、もう一週間が経った頃でしょうか。見慣れた顔を唐突に失った新八の悲しみと、絶望は計り知れないものがあります。夜だって、晋助が死んでからというもの新八が満足に眠れた試しはありません。
その夜も新八は眠れず、庭に面した自分の部屋のベッドで、何度も何度も寝返りを繰り返して。目を閉じては晋助の死に顔を思い浮かべ、その度に目を開けて。
新八の大きな目の下に隈ができ、少年らしい丸いカーブを描いていた柔らかい頬が少しこけたのだって、決して夏バテのせいなんかじゃない。ただただ、新八は物凄い後悔と自責の念に苛まれて。
「(何であの時、晋助についていかなかったんだろう)」
「(晋助は、“何か”に気付いているみたいだった。僕があの時、晋助について行けば良かったんだ…)」
もう考えてもどうしようもないことが、新八の頭の中をぐるぐると駆け巡る。そうやって駆け巡っては、いつも見ていた晋助の姿を暗闇は作り出す。瞼の裏の暗闇は勝手に蠢動して、在りし日の晋助の姿を紡いでいく。
「(晋助に、会いたい)」
「(神様、晋助に会わせて下さい)」
最後はいつもそう思って、そう願って、新八の目からは一粒涙がこぼれ落ちる。そうやっている内に涙が止まらなくなって、新八は乱雑に頬を擦ったりするんです(キュン)。
止まらない涙のせいかそのうちに喉が渇き、新八はベッドの上に起き上がります。水を求め、キッチンへとひたひた歩いていく。そして蛇口を捻って水をコップに注ぎ、一思いに飲んだらやっと涙が納まったような気がして、新八はホッとする。
するんだけどね(何だよ)。
顔を上げた瞬間、新八の目は、キッチンの窓の向こう側を捉えていてね。その暗闇の中、確かに懐かしい顔を見た気がして。
――ここら小説書きになる線(えええ)(もう訳分かんねーよ)――
「晋助っ…!」
信じられない気持ちで、新八はリビングに面した窓を開け放った。先程闇の中に見た顔が、頭を過ぎる。
確かにあれは、あの横顔は、晋助だったのだ。
「晋助!!」
叫び、裸足のまま庭に飛び出す。心臓はどくどくと早鐘を打ったように鳴っていた。頭では、まさか晋助がここに居る筈はないと分かっている。晋助は確かに死んだのだから。
他の誰でもない、自分が晋助の死を発見したのだから。
だがそう頭では分かっていても、逸る新八の体は止まらなかった。
しかし月明かりに照らされた庭先は、何の変哲もないいつもの庭先だった。姉が植た花や出しっぱなしのじょうろが転がった、正真正銘、ただの庭である。そこにかつての幼なじみの姿はどこにもなかった。
はあ、と息をつき新八は立ち尽くす。
(やっぱり、晋助の筈ない…)
晋助は、死んだ。
一週間前の夜、晋助は確かに死んだ。会いたいと切望するあまり、少年の心は甘やかな幻覚を脳裏に形作っていたのだろう。
甘く、残酷な幻想。
どこまでもやるせない幻想。
新八はその場にへたりこむようにして膝を着いた。先程おさまった筈の涙がぽたりぽたりと溢れ落ちては、地面に黒い染みを作っていく。その憤るままに、新八は両の拳でどんと地面を叩いた。
途端じんと駆け抜ける鈍い痛みは、新八が今を生きている証だ。“生”を持って、生きている証拠。
なのに、それをひどいとすら感じてしまう。それをもう実感できない幼なじみの横顔が、頭を過ぎっていく。
(晋助は、死んだのに)
涙が止まらなかった。取り留めない後悔と、もう何度繰り返したか分からない自責が新八の心を覆う。
晋助は死んだ。それは紛れも無い事実だ。分かっている。そんなこと、新八だとて理解はしている。
それでも今は、ただ。
(…晋助に会いたい…)
ぽたりと滴った雫が、ゆらゆらと涙にたゆたう視界の端に消えた。月明かりが一瞬曇ったのは、雲がその光を遮ったからだろう。それでもまだ、新八は顔を上げることができないでいる。
だがその時、突然だった。
「何泣いてんだ?…新八」
低く、掠れたような声が新八の耳を打った。新八のものとは違い、若干皮肉めいた色を含んだその声。それを、新八は誰よりもよく知っている。
そして今、何よりも自分が聞きたかった声であることも。
じゃり、と聞き慣れた足音が地面を擦る音がわずかに聞こえた。“それ”は少しずつ新八の元に歩み寄り、“彼”の纏っていた雰囲気を忠実に形取っていく。
今度こそは幻覚だと疑う隙もなく、新八は勢いよく後ろを振り返っていた。
――キリトリ線(唐突に終わったァァァ!!)――
…はい、つー訳でまさに『誰得?ユカリ得!』な展開になってきたよね(本当だよね!)。死んだ筈の晋助が何で生きてんだ?という疑問でいっぱいになるところではありますが、そこはホラーなんでね。
月明かりに照らされたのは、確かに死んだ筈の、あの日棺が納められるところまでをも見ていた筈の晋助であります。その晋助が、居る。足もあるから幽霊の類でもないし、何より新八をじっと見つめている。
晋助は至って普通のテンションなのに対し、新八の慌てぶりはハンパない(当たり前だ)。
「よォ、新八」
「し、…晋助なの!?本当に晋助!?」
「ククク…どーだかなァ」
「…え…?」
「“生きてた”時の俺ではねェな」
ほら、と無造作に翳された晋助の腕を恐る恐る触ってみる新八。それはひんやりと冷たく、どう考えても生きている人間のものではない。辿る手首に指先を当てて脈を取るも、脈はない。
晋助は死んでいる。のに、動いている。自分と喋っている。それは本当、ハンパないホラーでしょうな(だよね)。しかし晋助と会えたことは嬉しい新八は、『晋助がどうやって生きているか』(死んでんのにこう言うのもおかしな話だが)については考えない。
ただもう嬉しくてね。晋助と夢中で喋って。でももう夜が明けるっていう頃合いになって、晋助は『帰る』って言い出すんですよ。
「何で…!?嫌だよ!」
それを必死に引き止める新八。でも晋助は縋ってきたその指を払って、一言。
「嫌じゃねェ。俺は、太陽の光に当たると死ぬ。今度こそな」
「今度…こそ?」
「ああ」
「何で?何で、晋助は光に当たることができないの?」
新八の目に不安が広がります。それを見て、ふと笑う晋助。そこでやっと、晋助の八重歯が牙のように尖っていることに気付く新八。
「俺ァ、屍鬼だ」
言い放った晋助の右目に、感情はない。ただ艶消しの黒さを持って、新八を見据えている。
「し、しき…?」
「聞いたことあんだろ、“起き上がり”だ」
「起き上がりって、あの…!?」
驚愕の表情を隠せない新八。晋助は鷹揚に呟く訳であります。
「そうだ。人間を狩って、その血を啜らなきゃ生きていけねェ」
「狩るって…もしかして、」
「…村で連続する死亡事件は、全部連中の仕業だ。俺も含めてな」
どこか自嘲するように笑う晋助(コイツ本当どこでもこういうキャラですな)(すみません)。
しかし、『だからもう来ねぇ』と踵を返そうとした晋助の腕を、新八がぐっと引き止める。
「嫌だ!晋助が生きてるのに、もう会えないなんて…!」
「新八、」
「僕、嫌だよ…!」
まあ、晋助も大概新八に惚れているのでそういう事を言われるのはね、うん、悪い気はしないんじゃない?(ニヤニヤ)(腹立つコイツ、腹立つ)
話は変わりますが、屍鬼の中でも幹部クラスの者とぺーぺークラスの屍鬼が居るんですね。村で死亡事件が相次ぐと同時に、増えていく屍鬼達。だけれど全ての死人が起き上がる訳ではない。起き上がるのは、一部の運がいいものだけです。
晋助は運よく目覚めた訳ですが、死んで一週間早々ならまだぺーぺークラスですよ。人間を狩ったこともまだ少ないし。
だから誰かに、『志村新八を襲え』っつー命令されてたら萌えるんだが。その命令で志村家に行ったのに、新八の首に牙を立てるのはためらわれた晋助とか、真面目に萌えるんだが(ハアハア)。
その幹部クラスの屍鬼が坂田だったら、完全なるユカリ得。実はこの連続死、坂田が黒幕だったらこれはもう完全なるユカリ得(待てェェェ!!)。
昼間も出歩ける屍鬼というのが、稀に居るらしいんですね(小説にもいた)。そういう特別変異の屍鬼はやはり幹部に抜擢されやすいだろうから(昼間も起きていられるということは、昼間眠らざるを得ない他の屍鬼の命を握ってるということ)、坂田は命令権を持ってるといいなぁ。
「お前さ、新八の幼なじみなんだろ?ならさ、新八が仲間になりゃ楽しくね?」
と、暗に『新八を襲って来い』と晋助に命じる坂田。
「…できねェ、俺には」
ふいと顔を背ける晋助。
「できねーじゃねぇよ、やんだよ。テメーがやらねえなら、他の誰かに行かせる。…あ、銀さんが行ってもいいよ?優しい優しい、坂田先生がね」
ニヤリと唇を吊り上げる坂田。悪人だよ坂田、どうしたよ坂田…!(ガタガタ)
ああでも、悪人な坂田ってマジ萌えるなぁ!
たまらんなぁ!(ハアハア)(オイぃぃぃ!!)
その坂田の言葉に動揺する晋助。
「!!……死にやがれ、クソ野郎」
「ハイハイ、もう死んでるからね俺」(死んだ魚のような目で)
こういう経緯があって晋助が新八の元に現れていたらいい(長すぎる説明)。しかし一日目は新八の血を吸うことが出来なかった晋助…
つかもう字数制限で書けなくなるから、また続きます(多分)。
明日で絶対終わらすから!(少し自信ないけど!)