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103

ごめんなさい 私を生かして くれるもの
赤き血潮を 無駄遣いして

102

咲くでもなし 只散るのみの その雪に
人は名付けた 風花などと

101

騒がしい 口やかましい 鬱陶しい
早く出て行ってくれ 此処から

100

捨てられない 指輪が何処かに 消えた時
アミニズムとか 信じたくなる

99

飢え渇き 女おんなと 街彷徨う
彼は所謂 なんぱ者なり

98

「意味あるの?」 送ったメール 返事無し
不審な文字が 踊るアドレス

97

このままで 朽ちてしまって 良いものか
砂に抗う かつての地球

96

君を背に おぶった温度 忘られぬ
炬燵背負えば 些か熱い

95

透明な 折り紙で鶴 折りながら
願うは君が 降りてくること

94

すみません もっと近くに 来て下さい
重低音を 感じたいんです

93

青空が 恋しくないか 白鳥座
リゲル拡げて 天球に敷く

92

招く手を 掴んで彼は 僕を睨む
「来て欲しければ 自分から来い」

91

紅の 濃淡も無し 一つ箱
隣りの家は 今夜もカレー

90 英日交差

I'm happy./So I want to/dive into
amber sea with/a slice of lemon.

幸せだ だから飛び込んで みたいんだ
レモン浮かべた 琥珀の海へ
▼追記

89

冬の雨 廊下の窓ガラス全て
作者不問の ギャラリーと化す

88

この雪に 消えてみたいと 思えども
やはりは猿か 黄色が目立つ

87

何もかも 総て忘れて しまいたい
二十五輪の ハルシオン摘む

86

空いっぱい ウスバカゲロウ 奇麗だな
あれ、足元の 砂が沈んで

85

自らを わざと鎮めた 夜の中
朝なんてもう 来なければ良い

84

思い出した このマグカップ あの娘のだ
落とし切れない 紅茶の茶渋
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