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268

新緑に この眼捧げて しまおうか
矛盾列車に 吹く杜の風
▼追記

267

「今、更に」 加速していく 僕の恋
この読点が 消えないように

266

雨音が 聞こえなくなる その前に
君に届けに行かなくちゃ 傘

265

宙を舞う 化学袋の 薄い影
悪くは無いと 思える河辺

264

とりがなく 東の国より 吹きすさぶ
風に血濡れの 觜を洗われ

263

風が吹く 皐月の朝の 道を行く
遠き黒髪 凛々として

262

幸福と 胸の高鳴り 同じ手に
持つにはあまりに 人は小さい

261

薔薇の棘 取り残すなら もう少し
上手におやり 見え透いてるわ

260

ねえ、ちゃんと 覚えているの 今君が
デリートした 涙の理由を

259

四次元じゃ 無くて良かった この空間
一人のものに できるだなんて

258

飛び方は 幾らでもある 自由さを
求めるか否か それが境界

257

人間の 進化よ止まれ これ以上
欲の階段 昇りたくない

256

カーテンを 透かして望む 月影に
僕を連れ出す 力は無くて

255

差し込んだ 月の光と 猫の声
目と耳と脳の 夜を切り裂く
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