全力疾走注意報

ハーイ、ユカリだよ！今日からもう三月だね。だよね！(自分返事)もう花粉も飛び交う春は間近だよね。だよね！

…。…ちょっ、ちょ、マジ早くね？二月過ぎんの、マジ早くねーか？(真顔)

いやはや、年を重ねるごとに時の流れが早くなっていくからせちがらいなァ。ねえ？(いや聞かれても)

今日はっスね、ユカリは一日中家に居たね！それで一日中だらだらとしながら、家に居たにも関わらず何一つとして家事をせず、ずーっと、延々と小説を書いていたよ！エヘン！(いっそ堂々と)

つまりアレだよね、今日は一日中頭の中が二次元まみれだったっていう訳さ。元も子もない言い方だぜ！エヘン！(いや分かったから)

あ、でも途中の合間合間にAKBのライブDVD見てました。それで可愛い女子達に心底ニヤニヤして気分をリフレッシュし、盛り上げ、

「よーし、同じくらい可愛い新八を書くかァァァ！」

くらいの気持ちにまたなるっていうね(この振り幅のでかさ)。つまりね、今日現実世界にユカリが目を向けたことは一度もなかったよね。一度もなかったさ。うん。
一度も…なかった…よね…

…え？
あの…え…？(今改めて)

…なあ皆さんどう思うよ、こういう人って(聞いたらダメだって)。

まあしかし、たまにそんな一日が必要な人間なんだよなーユカリ。そんな一日があると、凄くリフレッシュする。書くのはリフレッシュ効果もあるよ。そうやって己に閉じこもることが一番ストレス発散できるというかね。そりゃジムに行って運動すんのもすっきりするが、ほら、如何せん根本がオタクだからねえ。たまに自分の世界に完全に引きこもるのも楽しいよ。そりゃ毎日は嫌だけどさ。誰かと関わりたいしね。誰かと話したいし、誰かと共有したいし。基本的にめんどくさい奴だからさユカリも、クールな一匹狼を気取りたくても、できんもんはできんからね。

まあそんなんで一日中小説を書いてた割には中々上手くもいかないけどね(知ってるだろうけどね)。

そりゃそうと、リフレッシュ効果と言えば銀新だよねえ。銀新のリラクゼーション効果、マジハンパねーもん。何だろう、あの抜群の安定感。読んでると安心するの。そんなCPはやっぱり、ユカリの中では銀新だけだね。ほのぼのした銀新は眠る前に読むと安眠効果が得られ、甘い銀新は殺伐とした社会に疲れ、優しい気持ちになりたい時にとても適している。ほら見てみ、このリラクゼーション効果。アロマか！奴らのもたらすヒーリングは凄いよ。銀新マジでハンパねえ。

しかしですね、だからと言ってほのぼのやあまあまばかりではなく、エロスや、やや病んでいるものも銀新ならまるっと美味しくいただきますよ、ユカリは。基本、偏食なし！

人様の家の坂田ってユカリ、本当に素直にキュンとできるんだよねー。自分のは到底ならんから、不思議だよねえ。人様が書かれた坂田を見ていると、

「銀さん…」(キュン)

とか思ってる時あるもんね、ユカリ。うん。…オイ、待てよ？今何つったユカリ。

いやいやいや、“銀さん”て！
お前、よりによって“銀さん”て！何なのユカリ、お前はよう！呼ばねえええェェ、絶対実生活では呼ばねー！むしろ呼びたくねーよ、坂田でいいんだ、坂田で。あいつはよう(いやだから友達か何かか)。


あ、

『実生活で漫画のキャラの名前を連呼しているユカリってマジどうなの？』

的な、至極当たり前の疑問にはユカリ、耳を貸さないんでね。そんなん気にしてたら、ここまでオタクやってねーだろうよ(真顔)。

フー、しかし何てことだろう。思わぬところで慌ててしまったよ。何か悔しいよね、うん。だって相手は坂田っスよ。新八ならいいのにね。新八ならいくらキュンとしても全く悔しくはない。むしろどんなにキュンキュンしても、仕方ない。だってさ、新八だよ？

そりゃね、しょうがないの。新八には皆キュンキュンしちゃうんだって。ユカリだけじゃないんだって。晋助や坂田には普通に絡んでいけるけど、ユカリ、新八だけは無理なんだって。アイドルを見つめる男子中学生になるんだって。分かったらもう、今日は飲めよ。

な？(ビールを注ぎつつ)