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純文学か


だんだんと心の落ち着きを取り戻しつつある、そう信じたいユカリです(いや人事か)。やー、何かね。そんなに弱い女を気取りたくないんだが、でかい余震が続いてるとどうにもこうにも心がざわめいてしまうよなァ。しかし一週間くらい前まではふいにぼろぼろと涙が出て止まらなくなったりしていたので、これでも立ち戻りつつあるんだと思う。

それで今はかなり暇な時、実家に残してあった小説なんかをパラパラめくっています。今はね、夏目漱石の『こころ』読んでる(純文学か)。懐かしいというのもあるが、やっぱり面白いや。教科書に載ったりもしている、いわゆる昔の作品だけども、主人公が抱いたりする感情や感覚は現代人のそれとあまり大差がないよね。それがとても面白い。時代が進み、化学が発達し、どんどん便利な社会になってるのに人間の中身はちっとも変わらない。相変わらず小さいことでつまづくし鬱にもなるし、いい年になっても親と口論するし、休みになって田舎に帰ったら帰ったで、

『(ああ早く東京帰りてーなァ。親父と母さんには悪いけど、ここら辺て何もねーもんなァ)』

と考えていたりする。いやーこういう下りはマジ共感できる。親と子のエゴの絡みとかさ、そういうのってどんなに時代を経ても変わんないね。親はいくつになっても子を心配するし。そういうのはすげー面白いし、やっぱり人は興味深いよ。人間の中身だけはどんなに時代を下っても、解明できることはないんだろう。新八と晋助が惹かれ合う理由が一生分からんようにね(その例え)。

サイトの行方としてはどうなるんだろうね。まだユカリも分からんつー感じだけども、銀魂は大好きだ。せっかく復帰できたし、書きたいものもあるし。震災の前までちくちくと書いていたお話があり、書き溜めていたのもあるのでそれらをせめてアップしたいと思いますが、どんなもんかなー。推敲できるならして、その内に上げたいです。

しかし実家ってマジ気持ちがだれるよね。超だれる。それだけ何もしなくていいのも問題だから、せめて料理と洗濯と掃除くらいはさせて欲しいと母に頼んで、毎日家事してます。でもな、やはりいくら実家であれ、もう自分の家ではないからさ。人間とは贅沢なもんで、こうなったらなったで自分の家が一番いいんだよな。あー早く関東つーか、東京戻りてーなァ(素か)
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