2011-7-30 03:45
『台詞一つでショートショート』なお題バトンF
『台詞一つでショートショート』なお題バトンF
小説(ショートショート)用の、ちょっと特殊なお題バトンです。
文中のどこでも構わないので
「『○○』が大事なのは分かったけど、それに気をとられて『○○』を疎かにするのはどうかと思うよ?」
を入れてショートショートを創作して下さい。ジャンルは問いません。口調等の細部は変えても構いません。
※今回はいつもの条件の他に『』内に入る言葉も、自由に考えて下さい。
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第2回戦。数字逆行してるけど。
今回は難しいなぁ。なんでも良いのですよね?頑張ろう。
「おれはなぁ、将来船乗りになるんだ!」
わたしの隣で夢を語る男の子。幼馴染みのちーちゃん。千尋くん。名字は、私と同じ。何せここは、山奥の小さな小さな集落だから、一族しか住んでいないような状況。
でもちーちゃんとは血が繋がってないらしい。不思議なことだ。わたしたちは毎日遊んだ。彼としか遊ぶ相手がいなかったから。
「へえ」
わたしは、船乗りという夢が叶うわけがないことを知っていたので、ちーちゃんの話を受け流した。
「なんだよー。ノリわるいなぁ。お前の夢は何だよ?」
"夢"というものが、未来のわたしを指すなら…
「この村でじい様たちの畑を継いで、(多分ちーちゃんと)結婚して、子供を生んで、この村で死ぬこと」
「うっわつまんねー!もっとねぇの?こう、都会に出てOLやりたいとか!アイドルになりたいとか!」
「ないよ。そんなの、考えるだけ無駄でしょ?この村を棄てて、どこかに行くことなんて無理だもの。だって、耳に胝(タコ)が出来るくらいそう言い聞かされてきたんだから。それに船乗りっていうのは、親が漁師だからとか、海の側に住んでいる人がなれる職業よ」
「『現実』が大事なのは分かったけど、それに気をとられて『夢』を疎かにするのはどうかと思うよ?」
ちーちゃんは、真剣な顔で言っていた。それはまるで、わたしの言葉なんて、無知であるかのように。
「夢でご飯は食べられない。だから、疎かも何も、無意味…」
「ご飯ばっかじゃ飽きるだろ?」
「……じゃあ、ちーちゃんの夢は、空想なの?」
「おれ、船乗りになりたいけど、お前の夢も叶えたいなぁ」
「え?」
「お前と結婚するってことだよ。そういうご飯を食べるまでのおやつ、みたいなものなんだよ。船乗りの夢は」
おわり
*****
やべー起承転結の意識がなかった!てらやおい!www
敷かれたレールの上を走るけど、景色を見ながらゆったり走ろうよ。
っていう………orz
解説しちまった…!っていうか、そう書けば短絡的で良かった!やおいにはならなかった、かな…。
まあ、あれですよ。
恋人未満の半許嫁ですから、意味もなくだらだら甘いのは当然だろ?って、開き直りました←
眠いんだ、だからなに書いてるかわからない現象が表れるんだよ…!
赦せ…←
今度こそ寝よう…