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童話の端








ほうほうと鳴く

夜は寂しくて

星灯りにくらくらする

冷えた風が更に気持ちをそいで

足が止まる












何が欲しかったのだっけ













光る小石を辿って帰って














どうしたかったんだっけ















ほうほうと鳴く

暗い夜

星灯りが上にも下にも撒かれて

行き場を無くしたのは誰だったかもわからない
















どちらが幸せだったんだろう













甘い嘘と苦い現実














居場所なんて無い

くらくらする夜

立ち竦む














冷たい風

そがれた温もり

行き場を知らない気持ち

深い森の中

静かに溶けて消える



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