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深夜帯のダンスパーティー



あからさまに

どこ此処と

あたしを散りばめて

あてはめたちぐはぐな欠片を

無理矢理崇高なモノだと思い込む



ほら、あたしってこんなにも尊い。



軽やかにステップ

ささくれだらけの脚も

遠巻きにすればきっと滑らかな陶器

不揃いな笑顔も

目を潰れば素敵な木漏れ日


生きて行くと言うのは息をするより簡単なこと



指先に灯すのは何かしら?

真っ直ぐな曲線で

歌を歌う






根も歯もない

そんな真夜中のおはなし




フ ユ ゾ ラ




くちをあけたさきにあるのは青空で

結局意味を成さない動作にしてしまった

いつも、このまま、もて余して

為すべきをなさず

有るべきを有さず

こうやって

曖昧に

掲げた腕を祈りにかえて

すげ替え行動に専念するの

恭しく

嘘を吐く

虚しさが耳から胸を鳴らして

また、くちから先を探す

探す




冬の青空をまた汚して





もとどおり

こわれたこうけい


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