ほら見てよ
僕の側に置いておいたのに
離れていってしまった
すぐに離れたのもあるし
後々離れたのもある
で
貴方は言うんだ
「離れないよ」
聴きません聴こえません
聴きたくありません
何故って
ほら見てよ
僕の側に置いておいたのに
離れていってしまった
すぐに離れたのもあるし
後々離れたのもある
だからだよ
だから僕は恐れて聴きたく無いんだ
でも貴方は言うんだ
「それでそれがなに」
僕の頭は真っ赤に染まる
そんな答え望んでない
怒りに染まる
あれいやそもそもこれの
答えって何?
分からなくなる
それが人間?
別れもあれば出会いもある
そんな言葉嫌だよ
別れが怖いのは皆一緒だろ
だからだよ
どうか離れないでと願ってみても
ほら見てよ
案の定
また一人離れた
でも貴方は言うんだ
「それでそれがなに」
もう何なんだ
苛々する
もう聴きたくない
貴女の言葉なんて聴かない
意地を張るけど寂しいんだ
何かが足りないんだ
欲しいんだ
どうしようもなく
ねえどうかこの終りの無い寂しさから解放されたいよ
そしたら貴方は言うんだ
「大丈夫 君は強い 自身を持って良いんだよ」
「ほら見てよ アンタの周りにいっぱいいるじゃないか 側にいてくれる人」
「失うのは怖いだろうけど 今を大事にしなさい」
初めて思ったよ
僕は僕で良かっただなんて
ちょっと聴いてよマイダーリン
「離れないで 今は側にいて」
側にいてくれるのは
ずっとって望んどく
さあ 前でも見てみようか な