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もし一つだけ願いが叶うなら その時は願う前に僕を殺して

じゃないととんでもないことを願いそうだから。









---ピノキオ---

嘘ヲツイタ
真ッ赤ナ嘘
酷イ、酷イ
ソウ言ッテ
泣キ出シタ
僕ハ何トモ
思ワナカッタ


ある日
女の子がいた
女の子は道を
聞いてきた
僕は答えなかった
道を知らないから

またある日
男の子がいた
男の子は
泣いていた
僕はハンカチをあげた
真っ赤なハンカチを

またまたある日
女の人がいた
女の人は名前を
聞いてきた
僕は偽りの名前を教えた
僕の名前を呼ばないように


またまたまたある日
男の人がいた
男の人は助けを
求めてきた
僕は見殺しにした
汚れるのが嫌だったから


嘘ヲツイタ
真ッ赤ナ嘘
酷イ、酷イ
ソウ言ッテ
泣キ出シタ
僕ハ何トモ
思ワナカッタ


嘘、嘘、嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘
ネ、嘘ハ醜イデスカ…?

さぁさぁ
開こうか
鯨の中で
僕と嘘の
舞踏会を





ずっとねむい、寝たい笑←ねろ

赤いキャンバスに赤より赤い愛してるの文字と 貴女の素敵な愛しい肉片







僕は静かに言いました
“素直になりたい”


彼は静かに言いました
“誰だってなれる”


僕は少し飽きれ気味に言いました
“誰だってなれるなんて
嘘だ、現に僕は素直じゃない”


彼は少し飽きれ気味に言いました
“それは違うんじゃないかな
きっと怖いんだよ
素直になるのが”


僕は怒り気味に言いました
“貴方に何が分かるの”


彼は静かに言いました
“何も分からない”


僕は少し戸惑いながら言いました
“なら、言わないで”

ボクは言いました
“そのままの君で良い
そのままのありのままの君が
ボクは好きだから”


彼は言いました
“でも僕は素直になりたい
素直になって
彼女と楽しく、”


ボクは言いました
“なら、なら
素直になるのを怖がらないで
恐れず素直になれ
彼女は受け入れてくれるはず”


彼は笑いながら言いました
“はずってなんだよ
自信もって言えよ”


ボクは笑いながら言いました
“生憎ボクは君だから
君が素直になるまで
ボクも素直になれない
ボクは僕で僕はボク
怖がらずに素直になって
馬鹿正直に生きれば良い
嘘つきな僕に乞うよ”





僕は言いました
“ありがとう”




貴方は素直になれますか



僕は素直に





end,,,

殺し続けた『メモリー』と 嘘を吐き続けた私の「記憶」


今にも海に溺れそうだわ
きっと いつか 来ると知ってたの
この感覚 この感触
このリアルな悪夢


離れてしまう夢を見た
泡沫の絆かと笑う
知らない私がいた
傷付くことに
傷付けることに恐れて
「本音」を隠したの
でも「本音」は隠れきれなくて
溢れ出てくる涙と「言葉」

知ってたの
貴女を困らせてしまうなんて
知ってたの
ずっとずっと前から
でもそれでも
離れたくは無い

笑ってください
悪夢のような現実の中で
貴女の笑顔は輝く
泣いてください
悪夢ばかりの夢の中で
耐え続けた貴女の笑顔は
ボロボロに映る

殺し続けた『メモリー』と
嘘を吐き続けた私の「記憶」は
貴女の笑顔と涙を
ごちゃ混ぜにしてしまって
いつの間にか貴女を
海に溺れさせてた

貴女が泡のように消える前に

俺が抱き締めてキスして
起こしてあげる、



(海の中で上手くいかない人工呼吸を施すよ)




死に際の救世主

傷の上に傷を重ねて 出来上がり


これまでにない悲しみの、
傷のモンブラン



理解出来ない 僕には到底分からない
何故そこまで他人の傷を
慰めようと出来る?
自分の傷の方が大きいくせに
治らないかさぶた
開いたままの切り傷
膨らむ治ってしまった切り傷

ねえ 貴女はそれ以上
何に傷付こうというの?
もう少し 少しで良いから
自分を愛してあげて
僕は良い 僕はどうでも良いから
少し 僕にくれる優しさと
愛情を 自分に分けてあげてよ

ね 見て
僕なんて自分の事で精一杯
きっと自分を一番愛してる
辛くなったら
もう駄目だ 死にたい
なんて
何もしてないくせに する前に言うんだ
傷付くことを恐れて 何も出来ない
自分を嫌いなはずなのに
自分を愛してる

そうはなれない
ならない


涙を見せて
この僕に
もう耐えないで
絶えてしまって


ディアフレンド
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