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いつの間にか見えなくなった自分を抱き締めることも出来ぬまま


目をつぶるしか無かったよ


いつの間にか見えなくなった
自分は何処か深くで眠ったままで
見たくない現実から目をそらし続けた
逃げても逃げ切れない
現実を睨みながら泣く自分を
ただただ立ち尽くして
見つめるしか出来ないで

まるで鏡を観ているようだった


鏡よ鏡よ、鏡さん、
何故貴女はそんなにも
悲しそうなの?
何故貴女はそんなにも
泣いているの?

答えは無く
ただ泣いている貴女を
抱き締めることもできず
ただ見下すだけだった

もしあなた方が滅びるなら私は喜んで生まれ変わるさ




親はずるいね
子供を押し付けるのが上手だ
子供を壊すのが上手だ

愛すのが上手な親がいればまるで下手な親もいる

下手な親はいつか子供に
壊される 窮鼠猫を噛むって

親はずるいよ、
中途半端な愛をもらった子供は
子供が嫌と感じたら
壊しても良いのに
親の幸せすら壊せない






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