現実は優しく残酷に教えてくれた。


心は何時だって孤独を感じてる。
紛れもなく、きっと勘違いだったり被害妄想だったりと最終的には自分の所為だ。
今思えば他人の所為に思った事がない。
母親の時もそうだ。
まあ、だからどうした。って話なんだけども。

友達が居ない訳じゃないし、楽しくないと感じる訳じゃない。
家族が居ない訳じゃないし、愛しくないと思った訳じゃない。

ただ。誰と居ようが寂しい。

昔からそうだ。どうしても物事を損得で考える癖がある。
俺が居たところで友達が何を得するだろう。
実際何処からが友達なのか。定義が分からない。
そう考えたら俺には友達が居ないのかもしれない。
独りは怖いと思う。でも慣れてしまえば生きていけるんだろう。そんな気もする。

人と話すのが好きなのに。
俺は一体どうしたんだろう。

本当の俺はどれなんだろう。


植物が羨ましい。
何の感情を気にする事なく隣同士、共存が出来る。
植物は枯れて咲いての繰り返しだけ。俺ら人間は擦れ違って啀み合っての繰り返しだ。