かるたは楽しいんだって。
…それって……ほんとに楽しいのかな…………。
そして、いま情けないくらい勝ちにこだわってる。
勝ちに救われる。勝ちに救われたい。
こだわっちゃいけないって分かってるのに、心から楽しそうにとってる地元大学生や高校生が羨ましくてたまらない。
うちは負けても楽しいかるたが取りたい。
勝ちたいって思いすぎてほんま体がかたくなってるの丸わかりよ。
ウウウウウグアアアアアアアアアッ!!!!
そして楽しく取ることの答えは、今はかるたに触れ続けることだと思っている。
「練習してないから大会に出ない」
「勝てないから大会に出ない」
そういう言い訳してちゃ一生練習不足でずっと大会やかるたから足が遠のいちゃうんだろうなって。
大会は昇段や入賞目的だけじゃなくて、競技の悔しさを忘れないための大会だと思うの。
悔しさを忘れたときがたぶん私が本当にかるたを辞めたとき。
いま私自身とかるたから逃げちゃだめだ。
自分が思うに、試合が楽しかったかどうかってのは、自分の力を発揮出来たかどうかに左右されるんじゃないかと思います。勝ったときは自分の力を発揮したから勝てた、まあ当然楽しいと(たまに上級者で型にはめたやり方で勝てる人もいて、その場合は試合が作業になるからつまらんって人と、相手を手のひらの上で転がしてる感じがたまらんってドSの2種類がいる)
負けた場合
・自分は調子よく反応できて札の偏りもなかった、けれど相手が一枚上手で速く、接戦で負けた→楽しい
・相手の手がでかかったり早かったりで反応を潰されて封殺された、あるいは自分の調子が悪くてお手が多かったり出札もアレだったりで自分で自滅した→面白く無さすぎワロタ・・・
で、勝ちにこだわることは別にそう悪いことでもないと思います。汚い手段を使わなければ。
逆に今は思いっきり勝ちにこだわってみたらどうでしょう。しいなさんは、かるたの技術を磨くことに尽力されてとても良いことですが、なんとなく丸くなったような気がします。もっとこう、ガツガツと、勝たないと1枚差負けだろうが意味がない、優勝以外は1没と同じ、D、C級は相手がどんなに強かろうが束で勝つことが当たり前、Bにも絶対に勝つ、Aで腑抜けたやつも倒す、そんな野心溢れた時期があって良いと思いますし、今がその時だと思います。
長尾だいすきさんへ。
返信遅くなりました。
そういえば長尾だいすきさんは京都の王子様と二人でELTを熱唱するのがお好きなそうですね。
持田香織こともっちーの歌いかたが90年代後半から変わってきている件についてどうお考えですか?←
……話を戻します。
いつも応援してくれてありがとう。
こないだの和歌山大会、すごく楽しかったです。
こんなに試合で楽しかったのは久しぶりで負けても気持ちのいい試合なのはとても不思議でした。
それはおそらく全力を出して戦ったから。今できることを全力以上にやったからだと思います。
一枚一枚の攻防、駆け引きにワクワクした。
結果は4枚差負け。
試合が終わったあとも思わず握手したくなった。
彼は私がB級デビューしたときに初めて公式戦で当たった人だったのも大きいと思います。
だけど、試合に楽しいだけじゃだめで勝たなきゃだめで。
楽しい試合をしたあとに最近の私が数字やA級に上がることばかり考えて空回りしていたことも分かりました。
もちろん目標は大事やけどその根本的なかるたを好きな気持ちを忘れずに練習します。
うぅ。