頭がバリバリに冴えて覚醒した試合やほんとに楽しい試合って私は“相手”を感じません。

そういう試合を経験して思うのが、かるたは二人で対戦しますが一人の競技だとつくづく思うんです。

たしかに相手がいてその人の手があるんだけどそれは私とは別のもので、近いけど別の次元にあって、結局のところ私が私の取りをできるかどうかで試合の勝敗が決まってしまう…。


ゾーンに入ったときはほんとに試合中時間の流れがゆっくりで、それでいてその試合が終わるのは速いです。
だから競技において相手と自分を比べすぎたり、自分の取りに言い訳ばかりしてるようでは勝てません。
謙虚に貪欲に自分に向き合うこと以外に勝ち続けることはできないと思います。

そして矛盾するようですが、勝ちに繋がる負けなら何回でも経験していいと思います。目の前の試合の勝ち負けに執着するから焦ったりイライラするのであって、本質はもっと先のキラキラしたところにあると思うんです。
だから自分のできないところをできるようにし、できるところをさらに伸ばすことで本当の意味で勝ち続けられる人になるのではないでしょうか。




………あーーーーーーかるたしたい!!