何かを手に入れるときに自分が一体何が欲しくて、どうなりたいのかということは常に考え続けなければいけないことだと私は思っています。

でも、望む結果を手に入れるために「何をしないか」を決めることの方が実は大事な気がします。なぜなら「万遍なく」とは聞こえはいいですが、どれも中途半端になりがちだからです。
(学生時代、あらゆる参考書に手を出しまくったけど何もしなかったorできなかった経験のある人は素直に挙手!)

つまり、やりたいことの中から的を絞った一番成し遂げたい目標だけに集中するということです。逆に多くのやりたいことがある場合は二つか、多くて三つくらいにまで絞って優先順位をつけます。そしてあとのことはバッサリ切り捨ててやらない。
そうすれば逆に時間の余裕もできますし、生活のオンとオフの時間にメリハリがつきます。

また、逆にやりたいことが見つからない人で、そのやりたいことを探すために何か行動して必死にもがくことはいいことだと思います。(私の場合、大学3回生のときがそうでした。)
ですが、やりたいことが見つからない理由を自分の周りや環境のせいにしたり、とにかく時間さえかければ何とかなると考えるのは違います。
なぜなら問題は周りにではなく、"その人自身"の中にあるからです。
もちろん周りからのひょんなきっかけでその後の人生が大きく変わることは多々ありますが、きっかけにどう反応して、最後にどうするか決めるのは結局は自分自身なわけで。
そういう意味では物事をプラスに考えられる状態を保ち続けることも大事です。


私は民間企業で働いてから離職するまでの約2年間や約半年の職業訓練学校生活を通して、世の中に「やりたいことのないオトナ」が多いことに驚きました。そしてその大部分がどうでもいいことをして今をなんとなく生きている事実。
なんか、見ててもったいない気がしました。そしてみんな「言い訳」が大好き。
彼らは口を揃えて言います。

「時間がない」
「昔はよかった」
「もっと若ければ」


私は「今」とは過去の連続だし日々のつみかさねだと思っているので、今という瞬間を大切にしたいと考えています。
過去なんてどうせ過去なんだし、そして今も過去になっていくんだし(笑)

そのために何歳になっても考えることから逃げない人になりたいです。
だからやりたいことを見つけたらもうあとは突っ走るだけ!

そういう意味で「時間は自分で作るものなのだ」、と思う今日この頃。