あきゃに負けました、試合(*^ω^)
「お手つきが」とか「集中出来てなかったんよ」とかは言うのは言い訳になっちゃうのでしません。
ただ自分の未熟さに笑いました。私が真剣にしてない、と言うのは嘘だけど、私を一つのハードルとして練習頑張ってきたあきちゃんと同じだけのことを私はずっと出来てたんかなぁ、って疑問を感じたんです。
目標にすること、されることってそういうこと。
いつまでも人は同じじゃないし、まして変化し続けるものだと思います。
その『変化』っていうのはその人の本質じゃなくて、次に進もうとする原動力だとか強い想いって云う名の『進化』や『進歩』なんじゃないか、って思ってます。
・・なのに私は彼女みたいに前に進めていたんかな、って想いをその日頭ん中に廻らしてました。
・・・
それにしても私ポーカーフェイスだな。嫌になってしまう(笑)
普通にしてたらはた目から見てもきっと分かるけど、我を「出さない」って決めたらバレない自信があるんだ。
・・変な自信(笑)
。・:*:・サークルの帰り道。・:*:・
あ・・あのぅ?
・・ふっく先輩仕組んだんですか?
まさかの
まっくす氏と
二 人 っ き り
しかも15分間←
さらにスゴいことに
その15分間
お 互 い 無 言 (゜∇゜)笑
す・・すげぇ、ワタシ人と一緒にいて15分も沈黙したことないわ(笑)
さっきまで普通に話してたのになんなんだろね?
この間は^^
話したいのに話せないし、隣にいるのに隣にいない。
・・そんな感じ。
黙ってたらさっきまで抑えてた自分の心の片隅のむなしい声が聞こえてきた気がして、余計私は沈黙した。
彼も音楽を聴きながら眠り始める。
・・仕方ないよね
私も文庫本を取り出した。
・・内容なんか読んでも入ってくるはずないのにさ。
いつの間にか電車が来て、私たちは電車に乗り込む。
やっぱり会話なくて、こんなに近くにいるのにこんなにも遠いんだ、って痛感させられた気がした。
──・・・お疲れさまです。
──お疲れ。
電車の急行待ちで彼は普通列車を降りて行く。
そんな私は何を思ったのか、今さっきまで先輩の座っていた席にちょこんと座る。
するとその席から急行待ちしている彼の背中が見えました。
・・いつか近いうち、彼も遠くに行ってしまう。
大事な人はいつもそうやって何処かに行ってしまうん?
そう考えると胸の奥がひどく苦しくなって..
先輩のとこまで走って行って服の裾引っ張って
「行 か な い で」
・・って言い止めたくなる衝動に駆られました。誰かに対してこんな衝動に駆られたの、初めてです。
そんなどうしようもない気持ちが溢れそうで、彼の方に行こうと席をガタッと立ちかけた瞬間、急行がホーム入って来て彼は歩き出した。
「行 か な い で」
その一言が言えなくて
気がついたら
・・私は泣いていた。
・・泣いてたんだよ。
・・でも全然声なんか出んくて。
ただ座り直した席で涙だけが私の頬伝って床にぽたぽた落ちた。
・・今更19歳にもなってこんな少女漫画みたいな恋するんだなぁ、自分。
悲しきかな、昨日の実話。