私の方が級や実力的に強いはずだから勝たなきゃ、とか、負けたくない、って思いすぎたときに負ける。 肝心なときに負ける。
途中までうまくいってたのにある瞬間からボロボロ崩れて相手のペースに呑まれ自分のペースを見失う。
『…コンナハズジャナイノニ』
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こないだ高文祭で高校生がかるたしている姿を見て、それに高校時代の私を重ねながら見ていました。
「あぁ、あれはわたしだ。」
ある一人の女の子を見て考えていた。
そう、一般的に「メンタルの弱さ」と呼ばれるもの。
もちろんそんな豆腐メンタルは今でも健在。
本番に弱い。
実力を出しきれない。
そんな高文祭でのこと。
今回決勝に勝ち上がったのはC級の二人で、B級のつわものどもをトーナメントでボッコボコに潰していきました。
末恐ろしい話です………笑
決勝に勝ち残った二人の共通点は
・目の前の勝負を純粋に力いっぱい楽しんだこと
・最後の一枚まで諦めなかったこと
・今自分ができないことはせず、できることをしっかり行ったこと
負けたB級高校生たちの共通点は
・勝ちにこだわって力んで体がかたくなり、実力を出しきれなかったこと
・焦って普段の実力以上のことをしようとしミスを連発したこと。(空回り)
・勝ち負けにこだわって目の前の勝負を楽しめなくなったこと
そこで無条件に目の前の試合を楽しめる人の強さを実感しました。
んで、私にとってどんなときにかるたが一番楽しかったのかなって考えたら、
ただ目の前の試合に集中して、
憧れの強い人やライバルに追いつけるよう、認めてもらえるよう奮闘しているときが一番楽しかったように思います。あと、それについて尊敬する人や友達に褒めてもらえたとき。
逆に「後輩にいいとこ見せないと!」とか「負けたくない」と気負いすぎた試合ほどボロボロに負けることが多かったです。
結局のところ、社会人になってもかるたしてて思うことは、
試合で信じられるのは自分だけだってことです。
積み重ねてきたものを信じて、取るだけ。できないことをいきなり実行して上手くできるわけがない。
もちろん個人戦じゃなくて団体戦ではチームのおかげで「私が勝って3勝あげるんだ!」と実力以上に強くなれることもあるけど、それはチームと自分を信じることができたときですね。
それでも負けてしまったら現在の実力が足りなかったってことで。そんなときは次はその相手に勝てるように練習しよう。
ただ試合で負けても一番は自分に負けちゃだめですね。
大学1回生時に書いた決意表明。高校時代の私のかるた原点です↓↓
「展望」
あ、22日に拍手してくださった方ありがとうございます*