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展望

私の結果報告に対して、温かいを送って下さったサークルの先輩方、あきちゃん、ほんとありがとうございました

空都、
お昼寝中だったのにいきなりの電話で起こしてごめんね(;´д`)
..なんか空さんぽやぽやチックだったよなぁ(笑)



でも、あれだけなりたかったB級になれたのに結果を冷静に受け止めている自分がいます。
準決勝、
勝てるチャンスはいくらでもあったのに、そのチャンスを生かせられず負けてしまいました。
そんな中、『何が私に足りないか』がわかった試合だったのでそこから学べたもの大きかったです。
B級になれたことを以前の私は飛び跳ねて喜んだかもしれません。
けど、現状に満足したらそこで終わりだな、ってもう一人の自分が私に言いました。

『Bで頑張ろう』って思ってた私に対して、ジー先輩とM先輩は「昇段おめでとう」と言ってくれた上で、「早よAになれよ」「おまえが引っ張っていくんだろ」ってくれたんです。
強い選手は常に自分の前を見て頑張ってるんですね。きっと「強くなる」ってそういうことだし、段が上がるというのは「責任も上がる」ということだと思います。

それと私がここまでかるたに執着する理由は2つあって、高校生のときに高文連で代表になれなかったことと憧れていた友達に言われた辛い一言があったからだな、と苦笑い。
当時、高校の百人一首で出会ったのがまなちゃんとみなーにょで、同い年なのに私よりずっとかるたが強くて一生懸命な二人が羨ましいな、って感じてました。
うちのW高は「楽しんでかるたできたらいいわ」っていう部活だったので(もちろんそんな雰囲気も好きでしたが)、「勝つ」ことに貪欲でひたむきに頑張る二人を見て、胸が痛くなりました。
こんなにもすごい人が目の前に二人もおるのに私このままでいいんかな?って。

だから高2の秋の高文祭で指導者もいなかった独学の無段のまま当時弐段だったまなちゃんと運命戦まで行けたのは奇跡だったと思います。お互いがお互い相手陣を攻めて、必死に戻ったけどギリギリ私の自陣を取られて、どっちが速かったのか頭ではわかってるのにその札を離したくない私がいました。終わりの挨拶では礼をするけど「ありがとうございました」って声がどうしても出ませんでした。
そしてそのまま畳に崩れて落ちて私は立てなくなりました。
応援してくれていた友達が傍に寄って来てくれて「しぃちゃん」って名前を呼んでくれました。
それでも
私はぐちゃぐちゃの顔を上げて「大丈夫だよ」なんて死んでも言えなかったんです。
そこにかるたのM馬先生がやってきて

『しぃ(名字)さん、最後にあそこで攻めたのは間違いじゃないよ。最後までキミは必死で勝とうとしたじゃないか、1対1まで追いついて、攻め抜こうとしたじゃないか。そして音に反応して必死に自陣に戻ろうとしたじゃないか、その証拠に戻った手がその試合の結果をわかってても札を押さえて震えていたじゃないか。
..周りの人がね、そんなしぃさんのその一生懸命な取りに見入ってたんだよ。大丈夫、その気持ちを忘れない限り、強くなろうとする気持ちを持ち続ける限り、もっと強くなれる。人を感動させられるようなかるたをこれからも取り続けて下さい。』

・・って言われて、
もうワタシ嗚咽全然止まんないの。
んではた目から見て
「こいつ狂ってるな」ってぐらい泣きました(*´д`*)☆
そのときもらった不意の奨励賞に驚き焦りまくりましたが、一番嬉しかったと思います。
・・それが紛れもない努力でもらった賞だったから。

私はこんなにまで同じ日に
こんな辛い思いをするんだったら、かるたなんてもう二度と取りたくないと思った気持ちと、私はかるた続けられなくなるまで一生続けたいと思った気持ちが交錯した日はありません。
・・それが私がかるたを続ける一番の理由。

こんなの他の人が見たら私のこと馬鹿だ、って思うかもしれません。
だけど本当に大事なのはそれが私にとって大切かどうかだと思うんです。

たとえ他の人に
「今あなたがやってるのは価値がない、無駄なことだ」って言われても、信じるのは私自身です。
周りの人に決められる価値じゃなくって、そういう価値は自分で作り上げていくものだと思うんですね。


今の大学のかるたサークルに入ったのに先輩には全然褒めてもらえないし、むしろ怒られてばっかで、ぶっちゃけ半端なく辛かったです。
だけどのそれがないとスランプ切り抜けてここまで結果残せませんでした。
目の前のことに満足するんじゃなくて、次の目標を設定して努力する姿勢を私は忘れたくありません。

これからはB級選手として、もっと責任を持って勝てるようにするのと、1つ1つの試合から学んで考えてかるたを取れるようになっていきたいです。

まずはA級に上がります。
私の道はまだまだこれからこれからだ(ノ´∀`*)
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