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『捨て心』

必要なのは
この躰

必要なのは
この力

それ故に
またしても心は置き去りで

冷えた褥に
この身を投げて
見えぬ未来を指でなぞる

涙がポロリ
も一つポロリ

次から次へと
溢れて流れて
頬を伝った

必要なのは
この躰だけ

必要なのは
この力だけ

心は今でも置き去りで…


『流々として』

かの激流は
どこまで流れて行ったのか


流れぬ私しは
ある時
あるきっかけ
ある偶然にして
その激流に身を投じた

自ら飛び込み
何かを変えたくて
何かを得たくて

しかし
あまりの激流に
体のあちらこちらが壊れ
いつしか
耐えるだけの日々を送る

流されるまま
笑う事もあり

流されるまま
泣く事もあり



ある時 私しは
やっとの思いで抜け出した

後から
跡から
数多のツケがまわる
数多の何かが追ってくる

また淀み
流れを知らぬ私しは
かの激流を恐れ
かの激流を思い出し

恐怖におののいて
流れを忘れた
流れを恐れた

どこかに合流する事すら
恐ろしく
何かと交わる事すら
疑わしい


『キララホシ』

それを
ボクは「希望」と名付けた

闇の中に
ポツリと残ってたそれを
ボクは「希望」と名付けた

しかし

希望は
まるで儚い蛍の光

希望は
まるで流れて消える星

無数の星屑の
無数の砂粒の
ひとつの様だ

頼りなげに
ユラユラ
チカチカ

いつでもボクは
それを見失いそうになる

何度もボクは
それを見失いそうになる

…でも

ひとつしか残ってないから

見失いそうになっても
必死に探してしまうんだ

相も変わらず
希望は見えず

ボクはまた
宵闇の空を見上げてた

『夢占い』

夢を紐解けば

また謎にぶつかった

己の内側から溢れてくる

そんな何かを

紐解けば

自身に落胆し

自身に不思議を抱く

何度も何度も繰り返して

私はまた

私として生まれるだろう

『ぷかり、ぽかり』

言ノ葉ぷかり

浮かんでは消え

浮かんでは消え

心音ぽかり

沈んでは登り

沈んでは登り

また一つ想いが生まれ

また一つ心が出来る

言葉の鎖を繋いで

次は

どんな形を成しましょう?

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