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『道程』

希望に辿り着ける迄

どんな道を
歩くのだろう?

誰かが教えてくれた

幸せを感じなければ
不幸は無くなる

それが本当なら

不幸と嘆く今を
ほんの少し耐えてみせるよ

ただ広がっている部屋に
ポツリと独りぼっち

君の事を考えては
ポツンと独りぼっち

迎えに来るってんなら
待ってみせよう

そうじゃないってんなら
どうしよう?

駄々っ子 決めても
君がいなけりゃ意味が無い

触れられる幸せ
目に入れられる幸せ
言葉を交わせる幸せ

一つ 一つ
叶えていけたならなぁ…

なんて夢は泡沫の様

指切りくらいじゃ
出来ない約束

不安で 不安で
仕方がないや

君の文読めば
君の声聞けば

あんなに幸せだなんて

誰が言えよう?
誰が口外出来よう?

不幸 不安 不信

それら全部を食べ切って

反転させて待ってみる
綺麗にして待ってみる

希望が幸いに変わるのは
いつなんだろう?

いつなんだろう?

解らないから
歩き続ける

君の姿みつけたなら

きっと きっと
駆け付ける

解らないから

歩き続ける

歩き続ける

『綿毛がフワフワ』

綿毛が
フワフワ揺れている

儚いソレとは
約束すら出来ずに

綿毛が
フワフワ揺れている

口付けるみたいに
フワリ吹き掛けた約束は
彼方目指して舞飛ぶのに

綿毛が
フワフワ揺れている

叶うかな?

今度こそ ボクの夢
叶うかな?

空の彼方に
誓った願いは
白い翼の鳥の様

儚く舞飛び
宛もなく旅をして行く

帰って来ると
約束すら出来ずに

綿毛が
フワフワ揺れている

強い風が吹いたなら
また全てを
無くしてしまうのかな?

頼りない後ろ姿を知らず

綿毛が
静かに舞い上がる

綿毛は
知らずに舞飛んでゆく

○息抜き・43

「ゲームなんだよ?」
「現実じゃない」
「ゲームなんだよ?」

数日前、親友に言われた言葉です。

私の性分で、どうしても全部に全力投球しようとする悪い癖がありまして…。

そして、その性分に付いてくるように、何かがぶらさがってくる。

SNSゲーム内で、現実と全く同じ問題(人間関係のゴタゴタや、スケジュール問題、意識の違い等)にぶち当たっては、引き裂かれそうになる。

現実が平穏なら、非現実が荒れる。

非現実が平穏なら、現実に波が立つ。

…運命と呼びましょうか?

投げ出せる性格なら、きっと私は「今の私」じゃない。

救いなのは、現実に待ち侘びた人と繋がる可能性を持たされた事。

その、いつ千切れるかも解らない小さな小さな、でも確実な「現実」を抱えている事。

何かを作り続けるには、感じ続けなければならない。

でも、吐き出せるものに価値を付加するならば?

人とは、面倒で、まるでゲームの中の登場人物の様。

『内部的反抗』

飼い犬が
手を噛んできたなら

そいつぁ
誰のせいなんだい?

意味もなく
噛み付く馬鹿犬が
アンタの飼い犬って奴かい

可愛がってるフリして
がんじからめさ

嘘でも尻尾振って
見せてやるだけ

―お外に憧れているの

身勝手な飼い主から
解放たれるの
待ってみてるの

飼い犬が
手を噛んできたなら

そいつぁ
誰のせいなんだい?

言葉の暴力
力で支配

恐怖政治にゃ 飽き飽きだ

この汚い鎖 引き千切って
お外に駆け出す

―力を下さい

ああ 残念だ

野良生活を知らないから

駆除業者怖過ぎるから

今だに尻込み決め込んで

嘘でも尻尾を振ってやる

大嫌いなボール投げ
行きたくもないのに
追い掛けるんだ

飼い犬が
手を噛んできたなら

そいつぁ
誰のせいなんだい?


『どうしようもない事』

人の形は 動物の形
神の形は 目に見えない形

信じた者しか救わない
信じる者も救わない

じゃあ
誰が救われるって言うんだ

人にすがって
神に祈って
仏に誓って

ほんの少しだけ
改善されたかに見えた物語

また
奈落の底に突き飛ばされる

這い上がるのには
時間がかかるの

どんな誰より
知っている

だけれどまだ
やってみるから

笑いながら剣を向ける
笑いながら盾を握る

神は苦難しか与えず
仏は受け入れろと言う

人は… 人は… 人は…?

また
空から雨が降る

また
雲が太陽を遮る

晴れ渡るのを
いつかいつかと
待ち続ける

せんなき事
せんなき徒労

せんなきや

せんなきや

…仕方ないや…

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