恐怖に慄いた手

捨て去ったものは
あまりにも大きいから

だから…

if...

不安が絶望に変わるなら

この手を染め上げて

断頭台から見下ろそう

その時は また

汚い笑みを

歪んだ体のままで
浮かべているさ

哀しみに暮れる妄想

逃げ出したい程の苦痛

それは
捨て去った何かの代償

嗚呼

病の中で知った本音は

未だに

私の中で

膨れては萎み

延々と

延々と

私を

縛り上げ
吊し上げ

剣のように
切り裂いてくるのです