恐怖に慄いた手
捨て去ったものは
あまりにも大きいから
だから…
if...
不安が絶望に変わるなら
この手を染め上げて
断頭台から見下ろそう
その時は また
汚い笑みを
歪んだ体のままで
浮かべているさ
哀しみに暮れる妄想
逃げ出したい程の苦痛
それは
捨て去った何かの代償
嗚呼
病の中で知った本音は
未だに
私の中で
膨れては萎み
延々と
延々と
私を
縛り上げ
吊し上げ
剣のように
切り裂いてくるのです
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作者の中に生まれた感情やら妄想をそのまま、短篇の文章にして発表しています。
恐怖に慄いた手
誕生日 | 4月3日 |
職 業 | 夢追人 |
血液型 | AB型 |